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2009年03月24日

小値賀&上五島へ(新上五島編)

前回に続き、「第12回 観光まちづくりネットワーク」の後半、新上五島編です。

小値賀の野崎島にある自然学塾村での2泊目の朝を迎え、
午前中は、野首天主堂でのチャーチコンサートを楽しみました。



今回のコンサートは、佐賀の背振村から来られたオカリナ演奏のShanaさんでした。
教会全体を包み込むオカリナとギターの音色、とっても素敵でした。

脊振村は、実家のすぐ近くなのに、まさかこんなところで、その素敵な音色を聴けるとは。
単なる偶然でしょうか・・・。三瀬あたりでよく演奏会とかされているそうなんですよ。
ShanaさんのHPは、こちら



短い時間でしたが、小値賀でのあたたかい人たちとのふれ合いや、
ゆっくりとした時間、雄大な自然、小値賀の魅力を堪能することができました。

野崎島から船で、10分足らず。次の目的地、新上五島町につきました。
とっても近くて、びっくりです。

新上五島町と言えば、29を数える教会群
バスで巡りながら、たくさんの教会を案内して頂きました。




写真は、上五島ふるさとガイドの森下さん。
教会の歴史や、マナーなども、とても詳しく丁寧に教えて頂きましたし、
バスの中でも、新上五島の魅力をたっぷり紹介して頂いたのですが、
ほんとに何でも知っていらっしゃって、その上、聞き手に配慮した
優しく、丁寧な話しぶりに感心させられました。



その後、矢堅目の塩へ。
海水から水を蒸発させながら造る自然海塩の製造工程を見学しました。

現地見学の後は、座学。
新上五島町の観光への取り組みや、西海地域全体での観光施策について聴講。

そして、交流会への続くのですが、3日目の夜も、熱く濃い観光談義で盛り上がりました。




翌日も、教会巡り。
すばらしい教会の数々に驚かされました。



坂本龍馬ゆかりの地なども。




続いて、五島うどん作り体験。

五島は手延べうどんですが、切らずに、何度も何度も伸ばして、
細くしていきます。昼食には、作ったうどんを頂きましたが、
おいしかったですよ!




最後は、ワークショップ。

今回、訪問した小値賀、新上五島の魅力や、良いと感じた取り組みなどなどを、
班に分かれて、討議し、プレゼンテーション。

長いようで、短かった3泊4日の研修会。
小値賀、新上五島のそれぞれの魅力を堪能させて頂きました。



おみやげもしっかりゲットです!

新上五島の情報は、下記のサイトへ。
 ・ 新上五島のホームページ
 ・ まるごと体験!新上五島
  


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Posted by よかろうもん! at 00:31Comments(3)観光取り組み

2009年03月21日

小値賀&上五島へ(小値賀編)

ひさしぶりのアップです!
アクセス頂いた方、ずっと書いてなくてゴメンなさい!

色々な出来事や、感じたこともあったのですが、これからの事業計画の
思案中で、時間的にも、気持ち的にも余裕が持てなくて・・・。

しばらくぶりのネタですが、長崎の小値賀と上五島に行ってきました!

3月13日(金)~17日(火)の3泊4日、九州観光推進機構主催の
第12回 観光まちづくりネットワーク」というイベントに参加したのですが、
すばらしい自然や、のんびりとした島の時間に、悶々としていた気持ちも
かなりリフレッシュすることができ、ブログに向かう気になりました。

ということで、初日。

佐世保に集合し、九州商船のフェリーなるしおで、小値賀へ出発です!



約3時間程度の船旅です。前日は、強風で全便欠航だったようで、
この日も、フェリーの入港が遅れるなど、風の影響で揺れるんじゃないかと
心配してたんですが、思ったより揺れも少なくて快適でした。



佐世保では、自衛隊のイージス艦や、米軍の船など見えました。

小値賀につき、初日は、民泊体験。

小値賀は、オーライニッポン大賞グランプリなど、今年5つも賞を受賞するなど、
今とっても脚光を浴びているんですが、その一つの理由がこの民泊。島の漁師や
農家の家庭にホームスティし、島暮らしを丸ごと体験することができます。

船が遅れたこともあり、夜8時頃の到着だったんですが、
たくさんの料理と共に、あたたかく迎えて頂きました。



この日、私がお邪魔した松永さん宅。

写真の手に持たれているのは、英語と絵で説明された資料。
外国の方が来られた際のコミュニケーションツールです。

英語はもちろんわからないそうですが、言葉が通じなくても、
お互いが理解し合おうとする気持ちがあれば、コミュニケーションもできるそうです。



翌朝、野崎島へ。




おぢかアイランドツーリズム協会の高砂さんに、島の案内をして頂きました。

江戸時代にキリシタンによって開墾が行われ、三集落があり、800人が住んでいたこの島も、昭和40年代に集団離島があり、平成に入ってから、最後の集落もこの地を離れ、400頭ほどの野生のシカが生息するだけの無人島になったそうです。

自然豊かなこの島も、金銭的収入が少なく、人が減る中で生活の不便さが増したこと、シカによる田畑への被害などが原因にあるそうです。民家や水田など、昔は人が住んでいた痕跡を巡り、人が消え、廃墟化された集落の風景を見ると、言葉にできない感情に心が覆われます。

限界集落という言葉が、時折、新聞紙面に取り上げられますが、定住人口減少の時代に突入し、農村部の過疎化・高齢化が進む今の日本。対策をこうじないと、近い将来、島に限らずとも、こういった風景が各地で起きるのではないかと、危惧されます。



カットされたようになっていますが、シカが届く部分だけ食べるので、こんな形になったそうです。こんな感じのものが、島のあちらこちらで、見受けられます。




野首(のくび)天主堂です。

明治41年、教会建築として著名な鉄川与助が初めて建てたレンガ造りの教会で、
平成元年3月に県文化財にも指定されています。

隠れキリシタンが移り住んだ野首集落。明治6年に、キリスト教が解禁され、信仰の自由を得た村民たちが、貧困の中で力を寄せ合い資金をつくり建設したそうです。昭和46年、過疎のため集団離島が行われ、170年近い集落の歴史を閉じました。島にポツンと残るこの教会は、弾圧と極貧の中で守り続けた信仰の象徴となっています。


教会の傍に、「大東亜戦争記念」と書かれた碑が。

我々は、”日本の勝利を願っています”という意思を示すために建てられたようです。戦争突入直後に作られたもので、その背景には、敵国宗教を信仰していると弾圧され、教会が取り壊されることを回避するためだろうとの話でした。

この碑ひとつを見ても、歴史を感じさせられます。



この日の宿泊場所、自然学塾村です。
町が廃校となった学校を整備した簡易宿泊施設で、野首天主堂のすぐ下にあります。



荷物を下ろし、しばし休憩。

透き通った青い海、のどかな風景、風、波の音以外は何の雑音も聞こえてこない
ゆったりとした時間。あれこれとせわしい人の世を、忘れさせてくれるひと時でした。

その後は、ピザ作り体験。




そして、魚おろし体験。



研修・意見交換会を経て、交流会へ。



夜、外にでると、目の前いっぱいに、
日頃味わうことができない真っ暗な世界が広がっていました。
現在の社会が、如何に明かりの中での生活かを感じさせられました。

長くなりましたので、続きは改めて。

小値賀の情報は、下記のサイトへ。
 ・ 小値賀町のホームページ
 ・ おぢかアイランドツーリズム協会のホームページ

  


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Posted by よかろうもん! at 13:38Comments(2)観光取り組み

2008年09月13日

第3回 「おとなの長旅・九州」

以前、”「おとなの長旅・九州」説明会に参加してきました”との記事をアップしましたが、「九州ぶらぶらよかろうもん!」に各プランを登録いただきましたので、ご紹介します!

『 おとなの長旅・九州 』とは、1つの地域に4泊程度のんびり滞在し、趣味を極める、暮らしを愉しむ、長期滞在型の楽しい旅で、3回目となる今年は、九州8地域で、27の滞在プランが企画されています。

陶芸、農業、山登りなど趣味を極める「テーマ追求型」と、温泉などでのんびり過ごす「ゆったりお試し型」の2つのプランがあり、各地域とも滞在中のサポートを地域コンシェルジュが対応し、長期滞在ならではの限定プランと、長期滞在としてはお得な料金が設定されています。

波佐見の焼きもの体験なんて、10泊11日!
焼きものが趣味の人にとっては、たまらないプランじゃないでしょうか?

基本4泊以上なので、会社勤めの方にとっては、厳しいかもしれませんが、
興味のある方、検討可能な方は、参加されてみては!

以下、サイト上に掲載頂いた各プランで~す!

◇ 福岡県:朝倉地域 ◇
 (テーマ追求)ガイド付きで史跡めぐりを楽しむ「筑後川と邪馬台国の里」探訪の旅
 (ゆったりお試し)寄せ植え体験とダブルの美肌力の原鶴温泉 花とフルーツを満喫するあさくらの旅

◇ 大分県:別府地域 ◇
 (ゆったりお試し)キレイでゲンキになる別府の新しい旅「じねたびBEPPU」
 (テーマ追求)宿も温泉もグルメも好みで選べるリバイバル新婚旅行

◇ 大分県:竹田地域 ◇
 (ゆったりお試し)長湯温泉とくじゅう高原で心とからだをリセットするプチ湯治
 (テーマ追求)自然も温泉も100%満喫 秋の久住山で登山デビュー

◇ 熊本県:阿蘇地域 ◇
 (ゆったりお試し)九州で人気の温泉地を巡る贅沢な温泉三昧の旅 【杖立温泉・黒川温泉】
 (ゆったりお試し)阿蘇火山の懐で抱かれる秘湯で過ごす本格的湯治  
 (テーマ追求)世界最大級のカルデラで過ごす大自然満喫の旅 【内牧温泉】  
 (テーマ追求)千年の草原を駆け抜けるホーストレッキング  
 (ゆったりお試し)おとなの時間を満喫する南阿蘇高原ペンション村プラン  

◇ 熊本県:山鹿地域 ◇
 (ゆったりお試し)のんびり・ゆったり何もしない山鹿温泉&平山温泉の旅  
 (テーマ追求)公演のお手伝いと観劇で感激 八千代座と大正ロマンを体感  
 (テーマ追求)山鹿風情の色に染まる5日間
 (テーマ追求)「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」オブジェ製作

◇ 宮崎県:綾地域 ◇
 (テーマ追求)有機栽培の食と農に触れ自然の恵みをたっぷり味わう  
 (ゆったりお試し)原生の照葉樹林に包まれて過ごすゆったり豊かなスローライフ

◇ 宮崎県:五ヶ瀬・高千穂 ◇
 (テーマ追求)紅葉トレッキングとスノーハイク霧立越のロマン2万3千歩の旅  
 (テーマ追求)採れたて山野草の自然食を味わい農家民泊で夜神楽に触れる  
 
◇ 長崎県:(西海)佐世保地域 ◇
 (テーマ追求)アメリカンな雰囲気と音楽を楽しむ5日間  
 (ゆったりお試し)佐世保3泊+西海地域1泊

◇ 長崎県:(西海)波佐見地域 ◇
 (テーマ追求)焼きものを極める田舎暮らしの旅[1]登り窯コース [2]ガス窯コース  
 (ゆったりお試し)波佐見3泊+西海地域1泊

◇ 長崎県:(西海)平戸・小値賀・上五島地域 ◇
 (テーマ追求)祈りと癒しの「島巡り協会巡り」
 (ゆったりお試し)島のいずれか3泊+西海地域1泊

個人的には、阿蘇のホーストレッキングに興味がありますが、
残念ながら、今の私には、さすがに4泊のぶらぶらは、手が出ません・・・。  


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Posted by よかろうもん! at 00:11Comments(0)観光取り組み

2008年08月02日

「おとなの長旅・九州」説明会に参加してきました

九州ぶらぶらよかろうもんにも掲載頂いた
「おとなの長旅・九州」説明会に参加してきました。

「おとなの長旅・九州」とは、4泊5日以上滞在する長期滞在型観光の実証事業で、3年目となる今回は、朝倉(福岡県)、山鹿(熊本県)、五ヶ瀬・高千穂(宮崎県)が加わり、九州内の8地域・12地区で、27もの様々な体験型プログラムが企画されています。

参加している8地域・12地区は、
 朝倉(福岡県)、別府(大分県)、竹田(大分県)、阿蘇(熊本県)、
 山鹿(熊本県)、綾(宮崎県)、五ヶ瀬・高千穂(宮崎県)、
 西海地域(佐世保・波佐見・平戸・小値賀・上五島、長崎県)
この企画の特徴の一つが、地域コンシェルジュという存在。
各地域ごとに、旅のサポートをしてくれる、言わば御用聞き的な人で、
フリータイムの日のスケジュールなど、参加者それぞれに対して、
相談に乗ってくれたり、おもてなしをしてくれる人です。

説明会では、各地域からコンシェルジェの方々から、それぞれの体験プログラムや
地域のPRがされました。30~40名の参加者でしたが、皆さん熱心に聴いておられました。



温泉三昧や、陶芸三昧、ホーストレッキングや、祈りと癒しの島巡り、
地域の文化や食にどっぷりつかるプログラムなど、多種多様な体験プログラムが
企画されているようです。

詳細は、8月から順次ホームページにもアップされるようです。
(資料請求もホームページからできます。)
  http://www.nagatabi.jp/

8/21に福岡で、8/22に東京でも説明会が開催されるそうですよ!
ご興味があられる方、参加してみては!  


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Posted by よかろうもん! at 23:59Comments(0)観光取り組み

2008年03月08日

第二次九州観光戦略

九州観光推進機構の「第二次九州観光戦略」説明会に参加してきました。

九州観光推進機構は、2005年4月に、九州各県と民間が資金と人材を出し合って
発足し、九州が一体となって、九州観光の振興に取り組むための実行組織です。

今回の説明会では、
  ”国内大都市圏からの誘客”、
  ”海外(特に東アジア)からの誘客”、
  ”人材育成”
などの観点で、過去3ヶ年における第一次戦略の活動報告と、
今年4月からの活動指針の説明が行われました。

数値目標としては、
 ① 入国外国人数 74万人
 ② 宿泊者数   4,582万人
を設定していたのに対し、①に関しては前倒しで2006年に達成。
②に関しても、若干目標には届かなかったものの、過去10年続いた
減少傾向に歯止めがかかり、プラスに転じたそうです。

確かに、発足以来、国内外での九州という単位での露出度はかなり
増えてきた感じがしますし、特に韓国ですが、海外からの観光客も
頻繁に見受けられるようになりました。 また、人材育成・ネットワーク作りを
目的にしたイベントに、私自身も何度か参加させて頂きましたが、九州の中での
人の意識も少しずつ変わってきているように思います。

今後の取り組みにもぜひ期待したいものです。

説明に先立ち、(株)ツーリズム・マーケティング研究所の高松氏に
よる講演もありました。その中で、興味深い数値情報が!

 ○ 九州への宿泊旅行者の発地

   2003年度) 九州・沖縄 38% > 関東 23% > 近畿 18% > 中国 8%
   2006年度) 九州・沖縄 35% > 関東 32% > 近畿 16% > 中国 5%

 ○ 関東から宿泊旅行者の目的地(2006年度)

   首都圏 > 近畿 > 北海道 > 東海・中京 > 沖縄
              > 北関東 > 甲信越 > 東北 > 九州(7%)

JTB取扱いの旅行者のデータを集計した結果らしいのですが、上の2つの
数値が示すものは、九州からみた場合、関東というのは大きな商圏であり、
割合が伸びているが、関東からみた場合、旅行先として九州は決して人気
のある場所ではない
ということ。

九州に旅行しない理由としては、「遠い」「費用が高い」「なんとなく
情報量が少ない」「周りの人が行かない」などがるそうです。
その一方で、九州各地域では注目されているスポットもできているようで、
如何に来てもらい、魅力を知ってもらえるかが課題のようです。

その九州観光推進機構が理念に掲げているのが、”九州はひとつ”という言葉。
皮肉って、”九州はひとつひとつ”という人もいます。

道州制の検討もされてますし、私も、いずれ”九州はひとつ”という言葉が
現実的になる時代が来ると思っていましたが、最近、違うような気もしてきました。
各地域で、歴史や文化も、食や気質も違うし、地域資源や、地域の魅力もそれぞれ。

域外への知名度アップや、魅力を紹介する時は、九州という単位で行った方が
効果的だと思うし、そうすべきだと思いますが、来てくれた観光客をリピーターに
させるのは、着地としての各地域が、如何に魅力を磨けるかだと思います。

ひとつひとつが輝きを放ち、相乗効果でその各点の輝きが、九州という面での輝きに
変われば、おのずと外部からは”九州はひとつ”に見えるのかも知れません。

九州以外でも、東北観光推進機構関西国際観光推進センター
四国観光立県推進協議会など、各地域でも広域連携が模索されているようです。

広域連携での情報発信と、各地域の頑張り、
両方が地域振興において不可欠だと感じます。  


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Posted by よかろうもん! at 00:01Comments(6)観光取り組み

2008年03月02日

事務所開設!


一昨日の新聞に掲載されていましたが、
3月1日より、福岡市観光案内ボランティアの事務所が
博多町家ふるさと館の前に開設されました!

今までは、博多町家ふるさと館の入り口に場所を借り、
案内業務をやっていましたが、ようやく活動拠点ができ
ました。毎日、交代で2名(1名は事務所、もう一名は
ふるさと館での案内担当)で駐在しています。

近くに起こしの際は、ぜひお立ち寄り下さい。


今まで同様、午後2時から櫛田神社や、東長寺や、聖福寺を
巡る定時ツアー(1時間)もやってますよ!無料ですので、ぜひ参加下さ~い!
  


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Posted by よかろうもん! at 22:35Comments(0)観光取り組み

2007年11月26日

都市と農山漁村の共生・対流シンポジウム

九州農政局が主催して、アクロス福岡で開催された

 『 都市と農山漁村の共生・対流シンポジウム
   ~ グリーン・ツーリズムと心の旅 ~ 』


を聴講してきました。



”農と観光の融合”をテーマに、基調講演や事例発表、パネルディスカッションが
行われたのですが、参加者の多さにもびっくり。定員200人がほぼ満席です。
九州各地から、都市と農山漁村の交流促進に取り組まれている方、興味を
もたれている方が集まられていたようです。

宿泊分離、農泊、集客交流産業、地域全体での6次産業化などなど、
多様なキーワードの中で、如何にグリーンツーリズムを促進していくか、
パネルディスカッションでは、その難しさから、誰もが答えを模索している
ことを感じました。

「九州ぶらぶらよかろうもん!」、そういった課題の対策の一つになるのではと
思いはじめました。情報をどう活用するか、如何に伝えるか、今までの従事した
自分のキャリアを活かし、外部の者として、地域交流、地域振興に取り組まれている
地域の情報発信を担えるサイトにしたいのですが・・・。

一人でやる限界を感じつつも、会社の型にはまりたくない思い、生計への課題、
自分自身のジャイロスコープ、人生のブループリント、身の丈、自分探し・・・。
私の葛藤と模索もまだまだ続きそうです。

東京から帰ってきたばかりですが、明日からしばらくまた東京です。
出稼ぎ(システム開発のお仕事)に行ってきます。  


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Posted by よかろうもん! at 01:16Comments(3)観光取り組み

2007年10月15日

「どう迎えるか。中国からの観光客の今後を展望する」



昨日、福岡で開催された日中関係学会全国大会での
「どう迎えるか。中国からの観光客の今後を展望する」
という観光フォーラムに参加してきました。

現状の基調報告と、パネルディスカッションが行われたの
ですが、インバウンドに取り組まれている旅行会社の人の
お話や、聴講者のメンバーも日中交流に意欲的な人が多く、
それに参加された中国人の方から中国人から見た九州観光の
課題なども聞くことができ、とても中身の濃いフォーラムでした。

書き留めた何点かをご紹介します。

・中国人ツアー客は日本語で話がしたい!

→ 日本に来て、バスでの移動中に添乗員から日本語を教わり、
  現地に着いたら、日本語で話しかけてみようと楽しみに
  しているところに、日本人から『ニーハオ!』と声をかけ
  られ、折角意気込んでいたのに、戸惑われることがある。
  現場での行き違いを感じることがたくさんある。

・参加者が、日本ことを良く知っているか、知らないかで
  日本のマナーや習慣に対する理解に差がある。


→ ツアー中に添乗員の方が、「食事は静かに!」とお願いすると、
  日本に留学やビジネスなどで来た事がある人は、理解してくれるが、
  初めて日本に来て日本のマナーを知らない観光客は、「何故、食事中に
  おしゃべりをしてはいけないのか!楽しむために旅行しているのに!」と
  いう回答が返ってくる。文化や、マナー、生活習慣の違いなどの違いを
  理解させるのが難しい。

・質の悪いツアーは売りたくないが・・・

→ 現状では、客に選択肢はなく、旅行会社が企画したツアーに参加する
  しかないが、旅行会社側にも質の高いツアーを企画したいけど、そう
  できない背景がある。
→ 異文化体験、非日常を味わうならヨーロッパの方が感じやすい。また、
  海外旅行初心者の中国人としては、近い海外よりも遠い海外に行きた
  がる。質の良い日本ツアーを組むとヨーロッパ旅行同等の料金になり、
  日本ツアーを選んでもらうには、安いホテルなどを使って安い料金に
  おさえないといけない。

・失踪者の問題

→ 団体ビザの発行会社は身元引受人になる。失踪者が出た場合、日本の
  旅行会社がペナルティを受ける。仕組み上の課題やおかしなところも
  今後の対応が必要。

・ツアー料金を安くすればいいのか?

→ 確かに今現在は日本ツアーは高いが、個人旅行の時代になれば、
  コスト的問題は改善されていくのでは?
→ ホテルや食事施設などに過剰な値引きを求めることはしたくない。
  WIN-WINの関係が理想だし、現在の韓国人ツアーを見ると、大人数の
  観光客を斡旋する代わりに過剰な格安料金を求められ、ブームが
  終わるとそれきりの状況などあり、過度の安いツアーの設定は日本の
  観光産業の成長には繋がらない。
→ 魅力ある地域に人は行く。観光の目的は、非日常を味わうこと。
  それ相応の料金でも九州は中国の富裕層に対して癒しを提供できる
  場になれるのではないか?
→ 安くする必要はない。中国人は、お金を使う時は使う。その決定を
  するスピードも速い。普通の中国人観光客にとって、海外旅行は
  まだまだそんなにするものではなく、行くときにはお金を使う。

・取り組み次第では、国民的大交流が起きる可能性も?

→ 残留孤児を呼ぶとか、日本でビジネスや留学をしている人たちの
  両親を呼ぶとか、仕組み次第では、大交流が起きる可能性もある。
  現在はその岐路にある。歴史問題も踏まえながら、一過性の
  観光客誘致ではなく、大きな仕組みを考えることが大切。

・九州が中国人観光客を増やすための課題は?

→ まだまだ九州という知名度が高くない。知らないところに行きますか?
→ 九州の特徴は何?九州の特徴が中国人には伝わっていない。
→ 東京のディズニーランドが主な観光スポットに挙げられているが、
  中国人にとって、香港など他の地域にもディズニーランドはあり、
  そんなに行きたい場所ではなくなってきている。
→ 中国には、火山がない。だから富士山には行ってみたい。火山は
  富士山だけでなく九州にもあるが、それが中国人には伝わっていない。
→ アニメの展覧会や、ウルトラマンのショーとか中国人の興味を理解した
  してイベントなどをやったらどうか?
→ 日本の文化や生活に触れてみたいと思っている。それは、首都圏でなく
  ても九州でもできるのでは?

などなど、盛り上がっていた討論を端折って紹介したので、それぞれの
文脈の流れにかけていますが、今後の中国人観光客誘致に対するたくさんの
ヒントがありました。

2005年に、団体旅行のみだが、中国全土から日本旅行が可能になった。
いずれ個人旅行が解禁となる時が来るだろう。中国人が行ってみたい海外としては、
北米、欧州、東アジアなどが人気の旅行先で、日本のランキングは低い。

また、その中でも九州は、東京、大阪、名古屋の都市圏に負けるのは
仕方ないとしても、北海道にも実績で負けている。

アジアに近く、地の利はある。人の和もある。もうすぐ天の時が来る。
その時までに、九州の知名度を挙げ、魅力を高め、相手を理解する。
そうすれば、より多くの九州ファンを作れるのではないだろうか?  


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Posted by よかろうもん! at 02:11Comments(0)観光取り組み

2007年09月30日

西新街なか観光

昨日、西新商店街でのまち歩き”西新街なか観光”を行ってきました。



私がガイド役を担当したしたのは、4コースの藤崎・高取・中西商店街のコース。

最近まで暑かった気温も収まり、軽く秋風を感じる絶好のまち歩き日和になりました。

早良区役所を出発し、8つの商店の店主の皆様にお店のことや、商店街のこと、
商店街の昔話や、小さいころの思い出や、小話などなど色んな話を聞かせて
頂ました。

 魚西鮮魚店さん → タカオふとん店さん → 菊池書店さん
   → ブテックタカトリさん → 昭和レトロカフェ「はいから倶楽部」さん 
     → ドラックミカサさん → あま太郎西新店さん → 肉の勉強屋さん




私はというと、店と店の間を場つなぎ役で、途中の見所や、商店街の全体の紹介、
旧唐津街道のことや、リヤカー部隊のこと、元寇防塁のことなどを道の途中で
お話しました。



途中、博多長崎屋さんでは、1個95円もする銘菓元寇防塁を一つずつ頂いたり、
あま太郎西新店でもきび団子を一本ずつサービスが。コースシナリオにもなかった
商店の方からのご好意も飛び出し、参加者の皆さんもとっても喜ばれていました。

最後は、肉の勉強屋さんでのお肉の試食。

参加者の方の楽しそうな表情が、ガイドしている私にも伝わってきて
とても楽しいまち歩きでした。

これから、博多では「情緒めぐり」、九州各地で「九州さるく」も企画されています。

まち歩き、ぜひ皆さん、参加されてみてはどうでしょうか?
きっと新たな発見との出会いがありますよ!  


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Posted by よかろうもん! at 20:22Comments(0)観光取り組み

2007年09月23日

全国「田んぼの学校」フォーラム in ふくおか

今日明日と、福岡で開催されている
 『 全国「田んぼの学校」フォーラム in ふくおか
に参加してきました。



「田んぼの学校」とは、田んぼや水路、里山などを遊びと学びの場として活用する
取り組みで、フォーラムは、社団法人 農村環境整備センター主催で開催されています。

平成14年の山口での開催を皮切りに、今回の福岡開催が第6回目。
「田んぼの学校」に取り組まれている方の活動の発表や、現地勉強会、
関心のある人達同士の交流を目的に開催されているそうです。

今回のフォーラムでは、福岡県内4地域での「田んぼの学校」の事例発表や
県の取り組み、また明日は名残地区での現地勉強会が予定されています。

それぞれの地域での、農業体験への取り組みや、有機農業への取り組み、
田んぼに生きる生き物に関することなどをお聞きすることができました。

詳細はとても書ききれませんが、小学生を対象にした
農業体験学習をされているお話をお聞きした時に、

 『 取り組みの成果は、見えないところにある。
   伝えるというより伝わる。感じてもらうことが大切。 』


というお話がとても印象に残りました。

また、フォーラム全体を通して、農業・農村が持つ多面的な役割の中に自然環境の
保全的役割があること、田んぼの意義を考える際に、生産・収益などの経済活動的な
客観的視点のほかに、非お金であったり、自然、風景、情感といった感性的な視点でも
その価値を捕らえることの重要性を勉強できました。

偶々知り、参加してみましたが、とても勉強になり、参加してみてよかったです。  


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Posted by よかろうもん! at 02:54Comments(0)観光取り組み

2007年09月13日

まち歩きツアー 4地区で!

サイトでも紹介している
  〜 西新・高取・藤崎地区のまち歩き 〜 街なか観光
のことが、昨日の西日本新聞に大きく取り上げられてました。

見られました?


 ( クリックすると拡大してみれます。)

西新地区では、今月19日から始まりますが、東区の名島地区、南区の高宮地区、
中央区の唐人町地区でも現在マップ作り、ルート選定が行われていますよ。

今年12月から来年1月に、四地区一斉にまち歩きができるよう各地区とも
頑張っているようです。ご期待下さい~!



  


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2007年09月01日

長崎さるく博が大成功した理由

先日、イデアパートナーズさんが開催されているイデア塾に参加させて
頂きました。様々な分野で活躍されている方をゲストに迎え、講話頂き、
その後、参加者同士の交流会があります。

今回は、

  「まちかかわりと自分探し」

というテーマで、長崎さるく博'06の総合プロデューサーである茶谷幸治さんに講話頂いたのですが、何故、長崎さるく博があんなにも大成功したのか!その裏話を聞かせて頂きました。

通常は、コース作りとか、ガイドの養成、イベントの企画だとか、まち歩きを行う
上で取り組んだことを講話されるようですが、今回は、よりコンセプト的な
お話を聞かせて頂き、とても参考になりましたので、ご紹介します。

結論から言うと、長崎さるく博が大成功した理由は、

 『 イベントに参加した側の意識にある! 』

とのこと。この結論に辿りつくに至るまでには、世情の変化や、
人間の意識の変化など、人の志向を分析し、裏付けをもって、
確信の上での取り組みだったそうです。

1時間を越える講義だったので、このブログですべてのお話
頂いたことを書きつくすことはできませんせんが、メモした
ポイントを紹介しますと、

・ 大衆化現象

  現代人は横並びじゃないと不安に感じてしまう、いわゆる大衆化の社会へと
  変化した。大衆化社会では、周りがどう動いているかを察知する「レーダー」を
  持っている感じで、その一方で自分の位置がわからなくなってしまった。

・ アイデンティティが無くなった時代

  職業にアイデンティティを求めることはできるか?料理人になる、大工になる、
  漁師になる、僧侶になるなどの「職業」にはあったが、サラリーマン社会の今日、
  職業にアイデンティティが求められなくなっている。アイデンティティの見つけ
  方としては、自分の歴史を見つめてみること。「個人の歴史」とは、個人が生ま
  れてから死ぬまで積み重ねてきた時間の使い方、その持続性に存在する。

・ 自分の歴史が自分で組み立てられなくなっている

  世界規模、地球規模の大きな歴史的変化が無くなった今の時代背景、
  また、昔の人は、4里(16km-20km)ぐらいが行動範囲で、自分のエリア(人生区域)、
  空間を認識できる環境にあったが、現在の情報が溢れるボーダレスな社会環境と
  いった中で、自分のやっていることの価値を見出せなくなってきている。
  見通しが利かない社会。

・ 何が真実で、何が本物なのか?本当に理解しているのか?

  情報が多すぎる社会環境の中、実際に自分で触れてみるしか
  本当のことはわからなくなってきている。

・ 最も身近な個人史の舞台は、”まち”

  ”まち”というものは歴史そのもので、自分の歴史、まちの歴史の関わり、
  その部分に触れた時に、ものすごい感動が生まれるのでは?

つまり、まち歩きというのは、参加した側の意識にある”自分探し”を
手助けしてあげること
。茶谷氏は、まち歩きは特別なものではなく、
誰でもやっていること、料理に例えれば、”ごはん”。
”ごはん”が美味しく感じるのは、飢えている時と表現されていました。

ガイドの人には、歴史的細かいことをしゃべるのを禁止し、自分の小さい頃の
思い出話だとか、まちとの関わりだとか、自分はどの店のちゃんぽんが美味しいだとか、
持続性の中で、自分とまちとの関わりを喋ってもらうようにしたそうです。

ガイドする方も、「それなら自分にもできる。」と気構えず、愉しく、
”ガイドから演者”となり、自らも楽しんでガイドする人が増えたそうです。

長崎さるくには、私も4回行き、7コース(参考 )に参加しましたが、
思い返すと、まさにガイドさんの話を聞きながら、自分自身のテンションが
勝手に上がっていき、歩き終えた後には、ガイドさんに”ありがとう”って
言いたくなる感じでした。

ガイドの話を聞く方も、ガイドする方も愉しい。
全国的に、まち歩きがブームになっている真髄がここにありそうです。

以前、別の地域活性化のセミナーで中で、リピーター獲得には、
『 ”感動”、”おどろき”、”びっくり”の連動が大切 』ということを
聞いたことがあるのですが、今回のお話と同様で、

 受けて側の感性を如何に刺激できるか!

が、成功するポイントのようです。

私も、この秋に、博多区と、早良区(西新)のまち歩きのガイドをさせて
頂く予定です。今回、お聞きした内容を大いに参考にさせて頂きたいと思います。  


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Posted by よかろうもん! at 00:27Comments(2)観光取り組み

2007年08月29日

西新商店街で、まち歩き

昨日、西新で行う「まち歩き」の打ち合わせに行ってきました。


リアカー部隊で有名な西新商店街

たくさんの店が軒を連ね、
いつも大きく買い物客に賑わっています。

この西新商店街でも”まち歩き”をやったら
楽しいんじゃないか!と今、商店街の人たちや、
商工会議所の人たちと一緒にイベントの企画を
やっています。

私は、ガイド役で参加者の皆さんを
案内させて頂くことになってますが、

話し手の主役は、
  お店、お店で登場頂く店主の皆さん!

お店の歴史や、店主の思いや、小さい頃の話、街とお店の関わりなどなど、
西新という街を舞台にしたお話を話して頂こうと思っています。

年末、年始にかけて開催予定ですが、実施テストを兼ねて早良区在住の人を
対象とした”まち歩き”を9月下旬から10月初旬にかけて行います。

近々、早良区報とかで案内があるようですが、詳細は、またブログにアップします。

トップの写真は、たくさんのリアカー部隊が並び、賑わっている以前の商店街の風景です。

30数年、リアカー部隊として活躍されているおばちゃんに話を聞いたところ、
リアカーによる行商は、戦前から存在してて、多かった時には、百台以上の
登録台数があったそうです。が、店を出す権利は、代々親族にしか譲れないと
いう規制があるそうで、現在ではかなり少なくなっています。

『 継ぐ人、続ける人がいなくなれば、寂しいけど、そのうち自然消滅やね。 』

おばちゃんも、73歳と高齢で、子供は既に勤め人。
元気そうな表情の中にもちょっとさみしそうに話を聞かせてくれました。  


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2007年07月01日

第6回『観光・まちづくりネットワーク九州』 ③

第6回『観光・まちづくりネットワーク九州、三日目。(初日二日目はこちら)

まずは、宿泊した「酒泉の杜」。



宿泊施設(綾陽亭)だけでなく、焼酎造りの工場見学できる綾蔵や、綾ワインの
工場見学ができる綾ワイナリー、その他、試飲・販売施設や、ガラス工房、
古美術館、伝統工芸館などなど、雲海酒造が運営する産業観光テーマパークで、
たくさんの観光客で賑わっていました。

昭和60年に、自然産業を推進する当時の郷田町長の依頼を受け、綾町に
工場を築造。全国に7つある工場の中でも最大級で、同時に綾町の観光の
拠点とすべく、宿泊、産業観光ができる施設を造ったそうです。今では、
年間100万人もの観光客が訪れています。



宿泊施設も、とってもおすすめ!

昨晩の食事も豪華でしたが、部屋もゆっくりとくつろげる広いつくり!
部屋風呂も豪華な桧風呂に、シャワーも二つ!それにそれに、接客して
くれる人たちがおもてなしのこころを感じる笑顔と気遣い。
また泊まりに来たくなる旅館です。



朝食後に、工場見学も含め、施設内の紹介をして頂きましたが、
とても楽しかったです。




グラスアート宮崎綾工房です。

日本でガラス工芸の第一人者に挙げられる黒木国昭氏の工房で、
代表作「光琳」や、綾切子など数々の創作品が展示されていました。

いよいよ最後の講義。



酒泉の杜の総支配人の山本さんに、西都市・綾町・西米良村で行っている
「奥みやざき」の広域連携に関して、お話を伺いました。滞在型観光の創出、
新たな観光資源の発掘と整備、他地域・他産業との連携など、色々な
取り組みをされているようです。

その後は、ワークショップ。




3チームに別れ、広域連携をテーマに、キャッチコピー作りや、観光資源を
活かした施策などについて、討議を行いました。

宮崎というとどうしても”海”というイメージがありますが、
今回、内陸にある町村を訪れてみて、宮崎の山・川・森などの
自然を活かした観光資源がたくさんあること、またおもてなしの
こころを持ち、地域を愛し、地域の活性化に取り組んでおられる
たくさんの方がいることを知りました。

奥みやざき、このエリアの今後の展開に注目してみたいと思います。  


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Posted by よかろうもん! at 20:30Comments(0)観光取り組み

2007年06月30日

第6回『観光・まちづくりネットワーク九州』 ②

第6回『観光・まちづくりネットワーク九州、二日目。(初日はこちら)

6時起床。6時半からお風呂掃除体験。



みんなでゴシゴシ。

西米良村では、「朝・夕風呂会」と称して、村民たちが朝一番、
ボランティアで温泉施設の掃除をされています。業者に頼むと
年間ではそれなりの支出となる掃除を、村民の力で補おうという
取り組みで、報酬は清掃後に一番風呂に入浴できることだけです。
現在、老若男女の村民70名が参加しているそうです。

昨夜は交流会初日。色んな話で盛り上がり、寝たのは夜中の1時
過ぎ。かなりタフでしたが、清掃後の一番風呂。気持ちよかったですよ!
肌を包むようなちょっとヌルヌルした泉質も最高です。



宿泊したコテージです。
2階建てで7~8名は泊まれるきれいな施設でした。



そばを流れる一の瀬川です。きれいでしょ!
自然に溶け込むような感じに包まれ、しばし、時間が経つのを忘れました。

朝食後に、お世話になった西米良村を離れ、綾町に移動。
バスの中では、暴睡でした!

綾町に着き、最初に訪れたのは、「オーガニックごうだ」。



代表の郷田美紀子さんから、「『いのち』を見つめる食」と題して、
お話を聞かせて頂きました。

郷田さんは、元々薬剤師ですが、食べることによる健康管理を追及されて
いて、経営されている薬局の一部を食事を提供する場に変え、食のバランス
を考えた漢方薬膳を提供されています。

お話では、環境問題や、自然や生きるもの全てとの調和、アニミズムという
考え、食べることの意味、食のバランス等々、今まで何も考えずに食べていた
食生活を考えさせられました。

お話の後は、漢方薬膳を頂きました。



健康保持のためには、"酸"、"苦"、"甘"、"辛"、"鹹"の五味のバランス
された食事を取ることが大切とのことです。

続いて行ったのが、照葉樹林の見学。



バスで近くまで行くと、普段見る植林された森と違い、いきいきと
してて、自然のままで、多様なみどりをしている森に驚きました。

綾町は日本一の規模の原生の照葉樹林が現存する町で、
過去には森が伐採されそうになったこともあるそうですが、
町民が森を守ってきたそうです。



綾の照葉大吊橋です。

長さ250m、幅1.2m、高さ142m、歩道吊り橋としては
世界最大級だそうで、橋の上から眺める壮大なみどりのパノラマ、
眼下を流れる綾南川の景色は、絶景でした。




橋を渡り、照葉樹林の遊歩道を散策。



山ヒル対策です。
油断すると、葉の裏に隠れた山ヒルが足を上ってくることがあるそうです。




「てるは森の会」の方にガイド頂きましたが、照葉樹林と一口に言っても、
たくさんの種類があるのにビックリです。そのネーミングの豊かさにも。
30分ほど歩いたでしょうか。びっしり汗かきました!

この日宿泊する「酒泉の杜」に戻り、一風呂浴びたら、講義。

高千穂町で地域再生マネージャーをされてる柳田氏から、高千穂町で
取り組まれている地域再生プロジェクトの話を聞かせて頂きました。

有名な観光地である高千穂町も、宿泊客が伸びない通過型観光や、
若者の都市部への流出などの課題を抱えられており、交流事業や、
地域ブランド化による物販の強化など、滞在型、着地型観光を目玉とした
取り組みをされているそうです。

夜は、再び懇親会。



食事も豪華。地元で採れた美味しい食材を堪能させて頂きました。





夕食が終わると、綾町の町へ。
昨夜に続き、夜はまだまだ続きます。

3日目につづく。  


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Posted by よかろうもん! at 23:24Comments(0)観光取り組み

2007年06月30日

第6回『観光・まちづくりネットワーク九州』 ①

九州観光推進機構が企画している『観光・まちづくりネットワーク九州』に
参加してきました。九州観光を担う人材育成と、ネットワーク作りが目的で
6回目となる今回は、6月24日~26日の3日間、宮崎の西米良村、綾町で
開催されました。

宮崎駅で集合し、まずは、西米良村(にしめらそん)へ。



バスで約2時間。晴天だった宮崎市内とは打って変わって、
山の天気に変わり、宮崎県の広さを感じました。

西米良村、綾町、西都市の三市町村は、「奥みやざき」を旗印のもと、
広域連携を行っているとのことで、今回は、「奥みやざき」の探索です!



最初に寄ったのが、川の駅「百菜屋」。

西米良村で取れた自然豊かな産物の販売と、地元の郷土料理を提供する施設
です。そこで働く村人が百歳まで元気に活躍する場の意味も込めて、百歳屋
という別名があるそうです。看板にも、小さくカッコで”歳”の文字が!



これは、百菜屋の側にある「かりこぼうず大橋」。

宮崎県産スギ材の需要拡大を目的に、ふるさと林道緊急整備事業により、
平成12年から14年度に架けられた木造車道橋です。



木造の橋としては、橋長(140m)は日本一、最大支間長(48.2m)は世界一だそうです。

その後、町役場へ伺い、観光カリスマでもある黒木村長から
西米良村での取り組みをお聞かせ頂きました。



西米良村の人口は、約1360名。過疎化の問題に直面しながら、
欲張らず、できることから村づくりに取り組まれているそうです。

現在、展開されているのは、

 ・ 物語性を持たせた村づくりの展開(8つの庄づくり)
 ・ 西米良村型ワーキングホリデー制度
 ・ 雇用の場の創出(米良の庄の設立)

上記の3つ。特に、ワーキングホリデーは、人手に困っている村と、
自然とのふれあいを求めている都市部の人たちそれぞれのニーズを
満たした形の制度にしてあり、東京や大阪等の首都圏からも多くの
方が参加されているそうです。

ボランティア活動ではなく、高くはないですがちゃんと報酬もあって、
働きながら村の人たちとの交流をする仕組み。おもしろい!!

以前、国勢調査で平成22年には748人になると言われた村も、
人口が減る割合はかなり改善されたそうです。



夜の懇親会です。会場は、西米良温泉施設「ゆた~と」

西米良村で取れた自然豊かな食材で、おもてなし頂きました。



これは、西米良サーモン

カワマスと、エゾイワナを掛け合わせた西米良村独自のもので、
サーモンと同じピンク色で食感豊かな刺身でした。



二次会の様子です。

なんかこう、古き良き時代を思わせるようないい雰囲気でしょ。

宿泊は、「ゆた~と」の横にある「双子キャンプ村」のコテージ
だったんですが、ここもコテージの一つなんです。



歓談の最中、太鼓と笛が登場。
西米良村の神楽を披露してもらいました。

「人口が減る」。村の存亡にかかわる大きな問題に直面しつつも、
村の人たちは、みなさん元気。直売所の人も、温泉施設の人も、
食事を運んできてくれたおばさんも、一緒に飲んだ若い人たちも。

西米良村、初めて行きましたが、豊かな自然と心あたたかい人たちが
住む、すばらしい村でした。

二日目につづく。  


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Posted by よかろうもん! at 00:21Comments(0)観光取り組み

2007年03月15日

福岡県観光ボランティアガイド大会

門司港で行われた「福岡県観光ボランティアガイド大会」に
参加してきました。



福岡県には、21の観光ボランティア団体があり、ガイド技術の向上、
人材育成、ネットワーク形成の強化などを目的に、毎年開催されて
いるそうで、今回は200名ぐらいの方が集まり開催されました。

午前中は、10数名程度の班に別れ、北九州観光案内ボランティアの
方々にガイド頂き、門司港レトロのまち歩き体験。昼食交流会を経て、
午後は、大成功だった昨年の長崎さるく博で、市民プロデューサーを
勤められた桐野氏による基調講演、パネルディスカッション、
連絡協議会設立の総会が順にが行われました。




門司港レトロ。以前、夜にイルミネーションを見に行ったことはあり
ましたが、昼間に街歩きをするのは初めて。

旧大阪商船、旧三井倶楽部、国際友好記念図書館の建物など、
趣のある概観を眺めるだけだった前回と違い、その歴史と価値を
聞きながら歩くと、よりその建物、そして門司港のすばらしさを
感じることができました。




特に、門司港駅。大正3年の開業当時のままの建物で、コンコースや、
待合室、トイレなどとても趣を感じました。昔は、博多駅も門司港駅
そっくりだったそうで、懐かしむ声も聞かれました。



駅の職員さんたちも、昔のままの制服で、情緒たっぷりです。
思わず、パシリ!



これは、構内の海側にある門司連絡船通路跡です。関門橋が開通する
前は、たくさんの人が本州との行き来に利用したんでしょうね。



これは、門司連絡船通路跡の横にあった旧監視孔です。外国航路寄港地で
あった戦時中の時に、不審者の上陸を監視するためにもので、外からは
内部がわかりにくい形になっているそうです。

九州の玄関口として、栄えた当時の門司港が目に浮かんできます。

午後の基調講演、パネルディスカッションも貴重なお話が聞けて、
とてもためになりました。パネルディスカッションの中で、ボランティアガイドは
おもてなしの心をもって、人に地域の魅力を紹介するサービスであるが、
自分の知識欲や健康維持など、実は自分のためにやっている
部分もあるとの会話がありました。

ボランティアガイドの大半は、定年を終えた60歳を超えた方が多いです。
また、参加する人もやはり年配の方が多いです。参加する方も、
おもてなしする方もそこに新たな発見や、生きがい、突き詰めると
楽しく生きる」ことを捜し求めているじゃないかと感じました。

今回、福岡県観光ボランティアガイド連絡協議会が設立され、福岡県内での
連携を推進していくことになりました。今後は、九州他県との連携も深め、
九州全域で、わが街の魅力の伝え方が洗練されていくことと思います。

街歩きは全国でブームになりつつありますが、より加速するような気がします。  


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Posted by よかろうもん! at 00:20Comments(2)観光取り組み

2007年02月10日

志免立坑櫓

今日は、志免町にあるダイヤモンドシティ・ルクル
ショッピングと食事にお出かけ。



ついでといってはなんですが、志免立坑櫓を見に行きました。
志免町総合福祉施設シーメイトの横にあります。

志免立坑櫓は、昭和18年、旧海軍省が石炭採掘の際の、
地下430mからトロッコを引き上げるために築造したそうです。

最近、産業遺産としての保存・活用が良く取り上げられ、新聞記事などで、
見たことはあったのですが、高さ52.2m、当時のままの建物をなまで見ると、
とても迫力がありました。

昭和39年まで稼動し、一時は上位に顔を出す、出炭量だったそうです。
地下430mからの石炭の採掘。この異様な大きさの築造物とともに、
当時の採掘に関わった労働者の大変な努力が、日本の近代化を支えた
ことを強く感じました。

ぜひ、保存・活用を行い、日本の近代化への発展の歴史と、
そこで尽力された当時の方々の苦労を我々が知りえる場所にしてほしいです。

シーメイトも立派な施設でした。
感じの良さそうな浴場も、たったの200円。
近かったら利用してみたいのになぁ~。  


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Posted by よかろうもん! at 22:07Comments(1)観光取り組み

2007年01月31日

九州路、宿予約5.6倍に急増!


韓国人向けの観光サイト「九州路」を使って、
韓国人が、九州での宿泊予約を行った件数が、
2006年度は、前年と比べて5.6倍にも増えた
そうです。

 ・韓国人にも人気がある湯布院の宿泊施設が
  増えたこと
 ・提携先の韓国旅行代理店が増加したこと
 ・旅館の事前仮予約で、満室による予約不成立を
  減らしたこと

などが、理由に挙げられてました。

それに、円安・ウォン高ですし、韓国サイドにとっては、
今、日本旅行は安近短な旅行なんでしょうね。

ニーズはあるのだから、うまく仕掛ければもっともっと
人気がでるのでは!?

湯布院は、日本人の富裕層をターゲットにしてると
思ってたのですが、最近はそうでもないんですね~。




  


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Posted by よかろうもん! at 23:54Comments(2)観光取り組み

2007年01月18日

ランタンさるく


ランタンさる
※画像クリックで、拡大表示します。



先日、長崎さるく博の成功を踏まえた
九州さるく博開催”の記事を取り上げましたが、
またもや、さるく博の展開の記事を見つけました。

2月18日~3月4日に長崎で行われる
ランタンフェスティバルに合わせて、

 ランタンさるく

を行うそうです。

長崎さるく博で人気の高かった6コースと、
中華街や興福寺などランタンに縁のある場所を巡る
特別4コースを加えた開催です。

もてなしの心をもったガイドの人材と、マップなどを
作るノウハウが既にあるから、展開も自在って感じですよね。

記事には、4月から、長崎さるくを再び実施するとも。
前回同様であれば、今度こそ、
軍艦島のツアーに参加してみたい~。
  


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Posted by よかろうもん! at 21:19Comments(5)観光取り組み