2010年02月15日
アンケート入力
先週土曜日に開催した古代官道・市民シンポジウム、
300名を超える方に参加頂き、大成功でしたが、
その分、頂いたアンケートの膨大な量。
Excelに入力して、ピポットテーブルで、集計して、
結果をワードに張り付けて・・・と、毎回のステップなんですが、
たんさんのコメントもあって、土日潰して、ようやく終わりました。
補助金の活用期限の関係で、月曜日には報告書の原稿締切り
だったもので・・・。
ほとんどの方が、良かった、楽しかったとの反応。
自分の住んでいる街の歴史を知る、道を探る今回の取り組みに
大勢の方が共感を頂き、楽しんで頂けたようです。
ちなみに、参加者の年代、性別、お住まいの集計結果は、こんな感じ。
参加者のほとんどの方が、60代から70代。
より若い人たちに、参加してもらえるにはどうしたら良いのか・・・。
300名を超える方に参加頂き、大成功でしたが、
その分、頂いたアンケートの膨大な量。
Excelに入力して、ピポットテーブルで、集計して、
結果をワードに張り付けて・・・と、毎回のステップなんですが、
たんさんのコメントもあって、土日潰して、ようやく終わりました。
補助金の活用期限の関係で、月曜日には報告書の原稿締切り
だったもので・・・。
ほとんどの方が、良かった、楽しかったとの反応。
自分の住んでいる街の歴史を知る、道を探る今回の取り組みに
大勢の方が共感を頂き、楽しんで頂けたようです。
ちなみに、参加者の年代、性別、お住まいの集計結果は、こんな感じ。
参加者のほとんどの方が、60代から70代。
より若い人たちに、参加してもらえるにはどうしたら良いのか・・・。
2010年02月11日
古代官道・市民シンポジウム、開催!
2/11(木・祝)、古代官道・市民シンポジウムを開催しました。
昨年から引き続き、取り組んでいる、1300年前のハイウェイを探る
取り組みで、今年行ったフォーラムや、フィールドワーク、ワークショップ、
作成した古代官道読本のお披露目、スクールフォーラムなどなどの
成果発表会です。
なんと、300名を超える皆さんに参加頂きました。
準備した席はほとんどうまり、作成した配布資料も足らない状況で、
事務局としては、嬉しい悲鳴でした。
(資料をお渡しできなかった方、大変申し訳ありませんでした。)
3部構成で、全体の報告、今年の目玉でもあった読本の制作と
2つの中学校で開催したスクールフォーラムの紹介、それから、
秦の直道における古代の道の話など、地域の連携・交流に広がる話など、
多岐にわたる内容で、参加頂いた皆様にも楽しんで頂けたと思います。
このプロジェクトは、古代の道を探ることで、そこに住む我々市民が、
地域の歴史や魅力を共有すること、またこういったプロジェクトを、
官ではなく、民間が”新たな公”の思想で行うことにありましたが、
その意義も、多くの方と共有できたことを感じました。
2日続けてのセミナーでしたが、共通していえることは、
”つなぎ役”の存在が必要ということ。うまく整理できませんが、
色々な活動をしている人や団体が繋がり、ネットワークを作り、
仕組みをつくり、その情報を共有し、発信していくことが、地域を元気に
する上で、今の時代のモデルあることを感じる2日間でした。
昨年から引き続き、取り組んでいる、1300年前のハイウェイを探る
取り組みで、今年行ったフォーラムや、フィールドワーク、ワークショップ、
作成した古代官道読本のお披露目、スクールフォーラムなどなどの
成果発表会です。
なんと、300名を超える皆さんに参加頂きました。
準備した席はほとんどうまり、作成した配布資料も足らない状況で、
事務局としては、嬉しい悲鳴でした。
(資料をお渡しできなかった方、大変申し訳ありませんでした。)
3部構成で、全体の報告、今年の目玉でもあった読本の制作と
2つの中学校で開催したスクールフォーラムの紹介、それから、
秦の直道における古代の道の話など、地域の連携・交流に広がる話など、
多岐にわたる内容で、参加頂いた皆様にも楽しんで頂けたと思います。
このプロジェクトは、古代の道を探ることで、そこに住む我々市民が、
地域の歴史や魅力を共有すること、またこういったプロジェクトを、
官ではなく、民間が”新たな公”の思想で行うことにありましたが、
その意義も、多くの方と共有できたことを感じました。
2日続けてのセミナーでしたが、共通していえることは、
”つなぎ役”の存在が必要ということ。うまく整理できませんが、
色々な活動をしている人や団体が繋がり、ネットワークを作り、
仕組みをつくり、その情報を共有し、発信していくことが、地域を元気に
する上で、今の時代のモデルあることを感じる2日間でした。
2010年02月04日
古代官道・市民シンポジウム
今日の西日本新聞に掲載されていましたが、
来週の2月11日(木・祝)に、天神ビル11Fホールにて、
古代官道 市民シンポジウム『 成果発表会 』
を開催いたします。(記事をクリックすると、拡大表示します。)
1300年前の古代の道路”古代官道”をテーマに、
昨年に引き続き、また新たな視点を加えて、フォーラムや、
フィールドワーク、ワークショップなどを開催してきましたが、
今年の活動を一挙に紹介し、市民皆さんと古代官道の
ロマンを探索するイベントです。ぜひご参加下さい!
詳細は、こちらへ。
実行委員長の石井さんが手元に持たれている冊子は、
お子様にも古代官道を分かりやすく知ってもらえるように
今年新たに作成した冊子です。
イラストを多く用いて、難しい字には読み仮名をふって、
分かりやす作成しました。
ようやくできあがった、出来立てホヤホヤの冊子ですが、
シンポジウムで、一部300円で販売します!
ぜひシンポジウムへの参加と合わせて、ご購入下さい!
2009年11月15日
第二回 古代官道フィールドワーク
先週土曜日、1300年前のハイウェイを探る-古代官道ロマン-の
第2回 フィールドワークが開催されました。
今回のルートは、大宰府路 東西横断ルート。
住吉神社を出発し、美野駅があったとされる現在の博多駅、博多駅周辺の
歴史散策のスポットを経て、なんと最終地点は粕屋町の日守神社。
かなりの距離です。
交通安全のためのサポーター役だったんですが、博多駅周辺などは
車や人の往来も多く、道路を渡るときなどは結構大変でした。
博多駅と祇園駅の間の地下通路にあるえふギャラリーです。
博多の発掘調査の展示や、学生が制作した展示物などが公開されているのですが、あまり通らない場所にあり、こんなギャラリーがあるのは今回初めて知りました!
ゴール地点の日守神社。万葉歌碑もありました。
めちゃ遠いと思っていたのですが、歩くと歩けるもんですね。
参加頂いた皆さん、道々話を聞くと、ここ日守神社がお目当てだった人が多いようです。
説明板。(クリックすると、拡大表示します。)
1300年もの昔の話。古代官道沿いに作られた馬を乗り継ぐための駅家(うまや)が
どこに作られたかを知る手がかりは少なく、下の延喜式という書物に記載されている
記述が重要な手がかりのようです。(クリックすると拡大します。)
記載を見ると、九州に整備された西海道、筑前のところを見ると、
夷守(ひなもり)、美野(よしの)の記述も見られます。
現在の地名や、発掘調査、その他の書物との関連から、それらの
場所が推測されるようですが、充てられている漢字は違うものの
同じ読み方の地名が残っているとは、すごいですよね。
何百年も続く、歴史の繋がりに、しばし思いを馳せながら、
ロマンを感じるフィールドワークでした。
第2回 フィールドワークが開催されました。
今回のルートは、大宰府路 東西横断ルート。
住吉神社を出発し、美野駅があったとされる現在の博多駅、博多駅周辺の
歴史散策のスポットを経て、なんと最終地点は粕屋町の日守神社。
かなりの距離です。
交通安全のためのサポーター役だったんですが、博多駅周辺などは
車や人の往来も多く、道路を渡るときなどは結構大変でした。
博多駅と祇園駅の間の地下通路にあるえふギャラリーです。
博多の発掘調査の展示や、学生が制作した展示物などが公開されているのですが、あまり通らない場所にあり、こんなギャラリーがあるのは今回初めて知りました!
ゴール地点の日守神社。万葉歌碑もありました。
めちゃ遠いと思っていたのですが、歩くと歩けるもんですね。
参加頂いた皆さん、道々話を聞くと、ここ日守神社がお目当てだった人が多いようです。
説明板。(クリックすると、拡大表示します。)
1300年もの昔の話。古代官道沿いに作られた馬を乗り継ぐための駅家(うまや)が
どこに作られたかを知る手がかりは少なく、下の延喜式という書物に記載されている
記述が重要な手がかりのようです。(クリックすると拡大します。)
記載を見ると、九州に整備された西海道、筑前のところを見ると、
夷守(ひなもり)、美野(よしの)の記述も見られます。
現在の地名や、発掘調査、その他の書物との関連から、それらの
場所が推測されるようですが、充てられている漢字は違うものの
同じ読み方の地名が残っているとは、すごいですよね。
何百年も続く、歴史の繋がりに、しばし思いを馳せながら、
ロマンを感じるフィールドワークでした。
2009年11月08日
第一回 古代官道フィールドワーク
11月7日(土)、1300年前のハイウェイを探る-古代官道ロマン-の
今年一回目のフィールドワークが開催されました。
昨年から実施している7世紀後半、大和朝廷の時代に作られた計画道路、
古代官道を探る取り組み。今年も、10/16に開催した市民フォーラムin福岡を
皮切りに、フォーラムや、フィールドワーク、ワークショップ、シンポジウムと、
テーマを決め、市民参加のイベントして、開催中です。
昨年は、大宰府政庁と鴻臚館・博多を結んだ、大宰府官道(西門ルート、東門ルート)を
中心に5回のフィールドワークを実施しましたが、今年はより範囲を広げ、4回のフィールド
ワークを計画しています。
第一回目の今回は、大宰府・豊前路ルート 。
大宰府政庁~観世音寺~石坂越え~九州国立博物館~(葦城駅)を探ります。
講師は、”点の無い太宰府”のスペシャリスト、太宰府教育委員会の山村信榮さん。
毎度のことながら、出発地点の大宰府政庁跡で、延々と話が止まらないのですが、
詳しくて、熱い語りを聞いているうちに、今は何もない大宰府政庁跡の空間に
当時の建物や、人の往来までもが浮かんできます。
ここは、学校院跡。
発掘調査から、ここには、当時、学校(官吏養成の教育機関)があったそうです。
遺跡の調査って、いろいろわかることにびっくりです。
ここは、戒壇院(かいだんいん)。
戒壇とは、戒律を授けるところのことで、当時、僧侶になるには、ここで
受戒を受けないとなれなかったそうです。奈良の東大寺、栃木の下野薬師寺、
観世音寺に置かれたここ太宰府の三か所にしかなく、三戒壇のひとつとのこと。
すごいとこだったんですね。
そして、観世音寺。
筑紫で亡くなった斉明天皇の供養のために天智天皇が建立を発願し、
746年(天平18年)に完成したお寺だそうです。
九州中の寺院の中心で、「府の大寺」と呼ばれていたそうです。
そして、今回のテーマである大宰府・豊前路ルートでは、
従来の二日市の辺りから回ったとされているルートから、
五条のところから、現在、九州国立博物館がある石坂超えの
ルートが、大宰府条坊の調査や、書物、地名などから、
新たに想定されていることをお聞きしました。
いにしえの暮らしに思いを馳せて、当時を偲ぶのも楽しいです。
今週は、11日(水)に市民フォーラムin太宰府・筑紫野を開催します。
週末には、第2回目のフィールドワーク「大宰府路 東西横断ルート」も
ありますよ。まだ受け付けていますので、参加されてみませんか?
今年一回目のフィールドワークが開催されました。
昨年から実施している7世紀後半、大和朝廷の時代に作られた計画道路、
古代官道を探る取り組み。今年も、10/16に開催した市民フォーラムin福岡を
皮切りに、フォーラムや、フィールドワーク、ワークショップ、シンポジウムと、
テーマを決め、市民参加のイベントして、開催中です。
昨年は、大宰府政庁と鴻臚館・博多を結んだ、大宰府官道(西門ルート、東門ルート)を
中心に5回のフィールドワークを実施しましたが、今年はより範囲を広げ、4回のフィールド
ワークを計画しています。
第一回目の今回は、大宰府・豊前路ルート 。
大宰府政庁~観世音寺~石坂越え~九州国立博物館~(葦城駅)を探ります。
講師は、”点の無い太宰府”のスペシャリスト、太宰府教育委員会の山村信榮さん。
毎度のことながら、出発地点の大宰府政庁跡で、延々と話が止まらないのですが、
詳しくて、熱い語りを聞いているうちに、今は何もない大宰府政庁跡の空間に
当時の建物や、人の往来までもが浮かんできます。
ここは、学校院跡。
発掘調査から、ここには、当時、学校(官吏養成の教育機関)があったそうです。
遺跡の調査って、いろいろわかることにびっくりです。
ここは、戒壇院(かいだんいん)。
戒壇とは、戒律を授けるところのことで、当時、僧侶になるには、ここで
受戒を受けないとなれなかったそうです。奈良の東大寺、栃木の下野薬師寺、
観世音寺に置かれたここ太宰府の三か所にしかなく、三戒壇のひとつとのこと。
すごいとこだったんですね。
そして、観世音寺。
筑紫で亡くなった斉明天皇の供養のために天智天皇が建立を発願し、
746年(天平18年)に完成したお寺だそうです。
九州中の寺院の中心で、「府の大寺」と呼ばれていたそうです。
そして、今回のテーマである大宰府・豊前路ルートでは、
従来の二日市の辺りから回ったとされているルートから、
五条のところから、現在、九州国立博物館がある石坂超えの
ルートが、大宰府条坊の調査や、書物、地名などから、
新たに想定されていることをお聞きしました。
いにしえの暮らしに思いを馳せて、当時を偲ぶのも楽しいです。
今週は、11日(水)に市民フォーラムin太宰府・筑紫野を開催します。
週末には、第2回目のフィールドワーク「大宰府路 東西横断ルート」も
ありますよ。まだ受け付けていますので、参加されてみませんか?
2009年10月09日
古代官道ロマン
昨年、実施した1300年も昔に整備された古代官道をテーマにしたイベント。
九州では、古代の迎賓館であった「鴻臚館」と、都があった畿内と並び政治の
中心を担った「大宰府政庁」を中心に、古代ハイウェイが整備されました。
フォーラムや、フィールドワーク、シンポジウムを通じて、古代官道ロマンを
多くの参加頂いた皆様とともに、共有することができた、とっても有意義な
ものでしたが、今年もやります!
昨年と同様、市民の方と一緒に古代官道を語り合う市民フォーラム、専門家の案内で古代官道の跡を歩くフィールドワーク、成果報告の場であるシンポジウムが大きな3本柱ですが、今年度は2地域を選定し、地域に伝わる伝承などを探るワークショップや、子供にわかり易い解説書の作成なども取り組み、掘り下げたり、範囲を広げたりして、1300年前のハイウエイを探ります!
まずは、市民フォーラム。今年は、福岡市と筑紫野市の2ヵ所開催です。
■ 市民フォーラム in 福岡
日時: 平成21年 10月 16日(金)18:00 ~ 20:30
場所: 福岡市役所 15階 講堂
■ 市民フォーラム in太宰府・筑紫野
日時: 平成21年 11月 11日(水)13:30 ~ 16:00
場所: 筑紫野市生涯学習センター さんあいホール
ぜひぜひご参加下さい!
詳細は、ホームページで!
九州では、古代の迎賓館であった「鴻臚館」と、都があった畿内と並び政治の
中心を担った「大宰府政庁」を中心に、古代ハイウェイが整備されました。
フォーラムや、フィールドワーク、シンポジウムを通じて、古代官道ロマンを
多くの参加頂いた皆様とともに、共有することができた、とっても有意義な
ものでしたが、今年もやります!
昨年と同様、市民の方と一緒に古代官道を語り合う市民フォーラム、専門家の案内で古代官道の跡を歩くフィールドワーク、成果報告の場であるシンポジウムが大きな3本柱ですが、今年度は2地域を選定し、地域に伝わる伝承などを探るワークショップや、子供にわかり易い解説書の作成なども取り組み、掘り下げたり、範囲を広げたりして、1300年前のハイウエイを探ります!
まずは、市民フォーラム。今年は、福岡市と筑紫野市の2ヵ所開催です。
■ 市民フォーラム in 福岡
日時: 平成21年 10月 16日(金)18:00 ~ 20:30
場所: 福岡市役所 15階 講堂
■ 市民フォーラム in太宰府・筑紫野
日時: 平成21年 11月 11日(水)13:30 ~ 16:00
場所: 筑紫野市生涯学習センター さんあいホール
ぜひぜひご参加下さい!
詳細は、ホームページで!
2009年02月16日
大盛況!古代官道 市民シンポジウム
昨日、古代官道 市民シンポジウムを開催しました。
『 鴻臚館~大宰府・古代ハイウエイを探る! 』をテーマに、昨年秋から市民フォーラムや、フィールドワークを行ってきましたが、その集大成というべき成果発表会です。
チラシを作ったり、新聞に掲載してもらったり、今までの参加者に案内状を送ったりと、集客を行ったのですが、はたして古代官道というテーマでどれくらいの方に来て頂けるか、心配していましたが、なんと270名もの方にご参加いただきました。
当日の様子が早速西日本新聞にも掲載されていました。
(画像をクリックすると、拡大表示します。)
席がすべてうまり、空席の案内にてんやわんやで、うれしい悲鳴でした。
シンポジウムですが、第一部は、これまでの取り組みやイベントの実施報告。
そして、第二部は市民参加。
たくさんの方に壇上頂き、歌やら、官道にまつわる話やら、
提案やら、多様性のある楽しい催しです。
まずは、堤田とも子さん。
「ミュージックフェスティバル2008」でグランドチャンピオンになられた方で、CMなどもされている、福岡出身の実力派ミュージシャン。
通常であれば、こんな場所で歌って頂けるような方じゃないのですが、今回特別に道をテーマに、2曲披露して頂きました。
さすがと思わせる美しい歌声で会場を魅了してくれました。
続いて、大宰府万葉会の皆様
大宰府官道にまつわる万葉歌を披露してくれました。
衣装も素敵でした。
そして、福岡のもの知り博士の岡部さん。
今回の題材は、小倉百人一首!
古代官道や大宰府にゆかりのある歌人を紹介して頂きました。なんと29人もいるそうです。
続いて、九大の大学院生の森さん。
道の神と題し、道祖神などのお話をして頂きました。アンケートを読むと、森さんの話が良かった~という多くの声が。
こちらは真田さん。
古代官道のシンボルマークの提案や事業提案など、また違って視点でアイデアを頂きました。
最後が、設計のお仕事をされてた室川さん。
フィールドワークに参加して感じた古代官道のイメージを描いて説明して頂きました。
全体イメージや、官道のイメージ、大宰府付近の様子、当時の駅にあたるうまやの様子など5枚の絵を披露してくれました。今までの話をおさらいできて、かつロマンと笑いに溢れたお話、楽しかったです。
他にも数名お話頂きましたし、内容ももっと紹介したいぐらいなんですが、
長くなるのでこのくらいで。
が、最後にもうひとつ。
お花を提供してくれた古賀さん。
花工房ガラージュを数店舗展開されているお花屋さんで、今回、無償で会場をお花で飾って頂きました。
古代官道にちなんで、点と線をイメージした飾り付けです。
終了後は、参加者へお花をプレゼント。
皆さん、両手いっぱいのお花を持ち帰られていました。
多くの皆さんにご協力頂き、大盛況で最後のイベントを終えることができました。
会場からは、「これで終わるのはもったいない。来年度も継続してほしい。」との声が。
さて、どうなるのでしょうか・・・。
『 鴻臚館~大宰府・古代ハイウエイを探る! 』をテーマに、昨年秋から市民フォーラムや、フィールドワークを行ってきましたが、その集大成というべき成果発表会です。
チラシを作ったり、新聞に掲載してもらったり、今までの参加者に案内状を送ったりと、集客を行ったのですが、はたして古代官道というテーマでどれくらいの方に来て頂けるか、心配していましたが、なんと270名もの方にご参加いただきました。
当日の様子が早速西日本新聞にも掲載されていました。
(画像をクリックすると、拡大表示します。)
席がすべてうまり、空席の案内にてんやわんやで、うれしい悲鳴でした。
シンポジウムですが、第一部は、これまでの取り組みやイベントの実施報告。
そして、第二部は市民参加。
たくさんの方に壇上頂き、歌やら、官道にまつわる話やら、
提案やら、多様性のある楽しい催しです。
まずは、堤田とも子さん。
「ミュージックフェスティバル2008」でグランドチャンピオンになられた方で、CMなどもされている、福岡出身の実力派ミュージシャン。
通常であれば、こんな場所で歌って頂けるような方じゃないのですが、今回特別に道をテーマに、2曲披露して頂きました。
さすがと思わせる美しい歌声で会場を魅了してくれました。
続いて、大宰府万葉会の皆様
大宰府官道にまつわる万葉歌を披露してくれました。
衣装も素敵でした。
そして、福岡のもの知り博士の岡部さん。
今回の題材は、小倉百人一首!
古代官道や大宰府にゆかりのある歌人を紹介して頂きました。なんと29人もいるそうです。
続いて、九大の大学院生の森さん。
道の神と題し、道祖神などのお話をして頂きました。アンケートを読むと、森さんの話が良かった~という多くの声が。
こちらは真田さん。
古代官道のシンボルマークの提案や事業提案など、また違って視点でアイデアを頂きました。
最後が、設計のお仕事をされてた室川さん。
フィールドワークに参加して感じた古代官道のイメージを描いて説明して頂きました。
全体イメージや、官道のイメージ、大宰府付近の様子、当時の駅にあたるうまやの様子など5枚の絵を披露してくれました。今までの話をおさらいできて、かつロマンと笑いに溢れたお話、楽しかったです。
他にも数名お話頂きましたし、内容ももっと紹介したいぐらいなんですが、
長くなるのでこのくらいで。
が、最後にもうひとつ。
お花を提供してくれた古賀さん。
花工房ガラージュを数店舗展開されているお花屋さんで、今回、無償で会場をお花で飾って頂きました。
古代官道にちなんで、点と線をイメージした飾り付けです。
終了後は、参加者へお花をプレゼント。
皆さん、両手いっぱいのお花を持ち帰られていました。
多くの皆さんにご協力頂き、大盛況で最後のイベントを終えることができました。
会場からは、「これで終わるのはもったいない。来年度も継続してほしい。」との声が。
さて、どうなるのでしょうか・・・。
2009年02月03日
古代官道 市民シンポジウムの打ち合わせ
昨日、2月15日の古代官道 市民シンポジウムの打ち合わせがありました。
事務局の他に、当日出演頂く皆様にも集まって頂いて、
当日の進行や、注意事項などの確認です。
ビックリしたのが、道に関する歌を披露して頂く、堤田とも子さん!
私は、「ミュージックフェスティバル2008」グランドチャンピオンとだけ
聞いてたのですが、なんと、内閣総理大臣賞を受賞されたそうです。
しかも、2010年にはニューヨークのカーネギーホールで歌われる
そうです!すごい!
CMのお仕事なんかもされているようで、福岡の陰のCMの女王だそうです。
( ※ 参考 かたつむりオジサンの日記 )
堤田とも子さんのホームページは、こちら。
当日、他にも色々な催しを検討中ですが、堤田とも子さんの歌声を
聴けるだけでも、きっと参加して頂く価値があると思いますよ!
何の歌を、聴かせて頂けるかは、当日のお楽しみで~す!
事務局の他に、当日出演頂く皆様にも集まって頂いて、
当日の進行や、注意事項などの確認です。
ビックリしたのが、道に関する歌を披露して頂く、堤田とも子さん!
私は、「ミュージックフェスティバル2008」グランドチャンピオンとだけ
聞いてたのですが、なんと、内閣総理大臣賞を受賞されたそうです。
しかも、2010年にはニューヨークのカーネギーホールで歌われる
そうです!すごい!
CMのお仕事なんかもされているようで、福岡の陰のCMの女王だそうです。
( ※ 参考 かたつむりオジサンの日記 )
堤田とも子さんのホームページは、こちら。
当日、他にも色々な催しを検討中ですが、堤田とも子さんの歌声を
聴けるだけでも、きっと参加して頂く価値があると思いますよ!
何の歌を、聴かせて頂けるかは、当日のお楽しみで~す!
2009年01月25日
2月15日(日)、古代官道 市民シンポジウム開催!
何度かこのブログでも紹介している鴻臚館から大宰府政庁結んだ古代官道を探るイベント。
その集大成とも言うべき「市民シンポジウム」の詳細が決まりました!
2月15日(日) 1時より、
福岡市博物館で実施します!
これまで実施してきたフォーラムやフィールドワークの報告を交えた古代官道のおさらいや、「道」の歌の披露、また市民の方々からの古代官道にまつわる提案やお話など、盛りだくさんの内容での開催です!
入場無料です。
ぜひぜひご参加下さ~い!!
詳細は、こちらへ
※ 画像をクリックすると、
チラシが拡大表示されます。
裏面はこちら。
その集大成とも言うべき「市民シンポジウム」の詳細が決まりました!
2月15日(日) 1時より、
福岡市博物館で実施します!
これまで実施してきたフォーラムやフィールドワークの報告を交えた古代官道のおさらいや、「道」の歌の披露、また市民の方々からの古代官道にまつわる提案やお話など、盛りだくさんの内容での開催です!
入場無料です。
ぜひぜひご参加下さ~い!!
詳細は、こちらへ
※ 画像をクリックすると、
チラシが拡大表示されます。
裏面はこちら。
2009年01月19日
第三回 フィールドワーク、追加実施!
1月17日(土)、古代官道 第三回 フィールドワークの追加開催が行われました。
古代官道 西門ルートの水城西門跡から大宰府政庁までを巡るルートで、昨年11月29日に開催したコースなんですが、参加希望者が多く、今回臨時の特別開催です。
(画像をクリックすると、ルートマップが拡大表示されます。)
太宰府市教育委員会の山村さん、筑紫野市教育委員会の小鹿野さんに解説をして頂きながらのボリューム満点のルートで、当日の様子を全部は紹介しきれませんが、写真を交えて、簡単に紹介します!
まずは、出発地点の水城西門跡。
664年、博多湾から攻め入ることが予想された唐・新羅軍の備えて造られた防衛施設で、特別史跡に指定されています。福岡平野は、扇方に広がっていて、ここ水城はちょうどその狭い部分に位置し、また大野城、基山の両方の山城に挟まれていて、博多から大宰府に向かう場合には、必ず通る場所だったそうです。
水城を太宰府側から見ると、20~30mほどの平坦な部分が整備されていました。
守備側が動きやすいように造られたことが推測されます。
次に行ったのが、
島本遺跡。
官道の路面幅が約10m、道の両側には幅3mの側溝の跡が見つかったそうです。
現在マンションが建っていますが、建築時にオーナーの方にも協力頂いて、駐車場に、側溝の跡がわかるようにアスファルトが色分けされていました。わかるかなぁ・・・。
続いて、前田遺跡。
路面の幅10m、
両側溝の幅1m
の古代官道の跡が見つかっています。
現在は、公園が整備されていますが、公園の地下には一部が保存されているそうです。
公園の入り口には、側溝部分を茶色のレンガで示されていました。
右の写真、官道があったとされる路面上に、参加者の皆さんに並んで頂きました。
23人が直線上に並べる広さ。
古代官道が如何に幅の広い道だったかが伺えます。
ここは、杉塚廃寺。7世紀末から8世紀初頭の頃に建立されたと思われる寺院の礎石がみつかったそうです。
杉塚廃寺近くで、古代官道 西門ルートと、太宰府条坊が南端が交差し、そこから大宰府条坊跡へ。大宰府は、平城京や平安京などの都と同じように、条坊制が敷かれていたそうです。
中国の唐の制を模倣したもので、東西、南北に走る街路で碁盤の目のように区画して街区を構成したのが条坊制で、古代の都市計画です。
南北22条(約2.4km)、東西24坊(約2.6km)のとても大きな都市区画で、その中心を走り、大宰府政庁へと向かう中央大路が朱雀大路です。
幅が約35m前後もあった大路であったと推定されています。
このマンション、条坊の道路があった部分で、このマンションの幅がそのまま道路の幅だったそうです。
ここは、朱雀大路の西側溝が発見された場所。その後、太宰府市側にも東側溝が発見され、二つの溝の間隔から、道路の幅が約35m前後と推測されたそうです。
この道が、ほぼ朱雀大路の中心に近い場所らしい。まっすぐ行くと、大宰府政庁に向かいます。
知らなければ、何とも思わない道ですが、
そう言われてみると、なんとなくそんなイメージが沸いてきます。
榎社です。
菅原道真が太宰府に左遷されてから、亡くなるまでの2年間、ここで過ごしたそうです。
ゴール地点の大宰府政庁跡。
何故、まっすぐで幅広い直線道路が造られたのか、何故、条坊制が敷かれた立派な都市が形成されたのか、何故大宰府政庁のような役所が必要だったのか、それを探るフィールドワークでしたが、国家として、海外との外交の上で、優位に交渉を進めるために、国としての品格を示す目的があったのではないかという話で、フィールドワークを終えました。
今までは、タイムマシンがあれば、未来に行ってみたいと思ってましたが、歴史の変遷や、当時の暮らし、変化の過程など、過去の日本も見てみたいと感じるフィールドワークでした。
古代官道 西門ルートの水城西門跡から大宰府政庁までを巡るルートで、昨年11月29日に開催したコースなんですが、参加希望者が多く、今回臨時の特別開催です。
(画像をクリックすると、ルートマップが拡大表示されます。)
太宰府市教育委員会の山村さん、筑紫野市教育委員会の小鹿野さんに解説をして頂きながらのボリューム満点のルートで、当日の様子を全部は紹介しきれませんが、写真を交えて、簡単に紹介します!
まずは、出発地点の水城西門跡。
664年、博多湾から攻め入ることが予想された唐・新羅軍の備えて造られた防衛施設で、特別史跡に指定されています。福岡平野は、扇方に広がっていて、ここ水城はちょうどその狭い部分に位置し、また大野城、基山の両方の山城に挟まれていて、博多から大宰府に向かう場合には、必ず通る場所だったそうです。
水城を太宰府側から見ると、20~30mほどの平坦な部分が整備されていました。
守備側が動きやすいように造られたことが推測されます。
次に行ったのが、
島本遺跡。
官道の路面幅が約10m、道の両側には幅3mの側溝の跡が見つかったそうです。
現在マンションが建っていますが、建築時にオーナーの方にも協力頂いて、駐車場に、側溝の跡がわかるようにアスファルトが色分けされていました。わかるかなぁ・・・。
続いて、前田遺跡。
路面の幅10m、
両側溝の幅1m
の古代官道の跡が見つかっています。
現在は、公園が整備されていますが、公園の地下には一部が保存されているそうです。
公園の入り口には、側溝部分を茶色のレンガで示されていました。
右の写真、官道があったとされる路面上に、参加者の皆さんに並んで頂きました。
23人が直線上に並べる広さ。
古代官道が如何に幅の広い道だったかが伺えます。
ここは、杉塚廃寺。7世紀末から8世紀初頭の頃に建立されたと思われる寺院の礎石がみつかったそうです。
杉塚廃寺近くで、古代官道 西門ルートと、太宰府条坊が南端が交差し、そこから大宰府条坊跡へ。大宰府は、平城京や平安京などの都と同じように、条坊制が敷かれていたそうです。
中国の唐の制を模倣したもので、東西、南北に走る街路で碁盤の目のように区画して街区を構成したのが条坊制で、古代の都市計画です。
南北22条(約2.4km)、東西24坊(約2.6km)のとても大きな都市区画で、その中心を走り、大宰府政庁へと向かう中央大路が朱雀大路です。
幅が約35m前後もあった大路であったと推定されています。
このマンション、条坊の道路があった部分で、このマンションの幅がそのまま道路の幅だったそうです。
ここは、朱雀大路の西側溝が発見された場所。その後、太宰府市側にも東側溝が発見され、二つの溝の間隔から、道路の幅が約35m前後と推測されたそうです。
この道が、ほぼ朱雀大路の中心に近い場所らしい。まっすぐ行くと、大宰府政庁に向かいます。
知らなければ、何とも思わない道ですが、
そう言われてみると、なんとなくそんなイメージが沸いてきます。
榎社です。
菅原道真が太宰府に左遷されてから、亡くなるまでの2年間、ここで過ごしたそうです。
ゴール地点の大宰府政庁跡。
何故、まっすぐで幅広い直線道路が造られたのか、何故、条坊制が敷かれた立派な都市が形成されたのか、何故大宰府政庁のような役所が必要だったのか、それを探るフィールドワークでしたが、国家として、海外との外交の上で、優位に交渉を進めるために、国としての品格を示す目的があったのではないかという話で、フィールドワークを終えました。
今までは、タイムマシンがあれば、未来に行ってみたいと思ってましたが、歴史の変遷や、当時の暮らし、変化の過程など、過去の日本も見てみたいと感じるフィールドワークでした。
2009年01月11日
古代官道フィールドワーク④
寒い日が続きますね。
昨日、雪のちらつくなか、古代官道 フィールドワークが開催されました。
第4回目となる今回は、大宰府政庁跡から水城東門跡まで、大宰府官道 東門ルートの痕跡を辿るコース。前日からの雪の天気予報で、キャンセルの方も多くありましたが、20数名の方に参加頂きました。
右の写真は、出発地点の大宰府政庁跡。
すっかり雪化粧、ステキでしたよ!
ちなみに、だざいふ。点のある”太宰府”と書く場合と、点が無い”大宰府”と書く場合がありますが、違いはご存じですか?
点がある時は、現在の地名として、 点が無い場合は、歴史的に古い太宰府を指す時に使われています。意味があって使い分けられているので、ぜひ今度気にしてみて下さい。(参考)
で、フィールドワーク。
寒さが身にしみるあいにくの天候でしたが、太宰府市教育委員会の山村さんの熱く楽しい話に、皆さん熱心に聞き入りながら、歩きました。
出発地点の大宰府政庁跡。
九州全体を治める役所として、また防衛や外国との交渉の窓口として重要な役割を果たしてきたことの話、礎石などから推測される正殿や、東西の脇楼、門などの話をしていただきました。
右の写真は、遠賀団印出土地の碑の説明を受けている様子です。
関屋の交差点にある水城小学校の中にあります。
大宰府政庁は元々、白村江の戦後の唐や新羅の進攻に備えるための軍事拠点であったため、大野城や基肄(きい)城などが築かれたように、各拠点にも軍団が配備されたそうです。
関屋という地名からもこの地が関所であったことが想定されますが、東門ルートと、大宰府条坊が交わるこの場所から、遠賀軍団の銅印が見つかったとのことです。(参考)
それから、地元の人にもあまり知られていない国分尼寺の礎石の話や、官道を多くの人が歩いたことに由来しそうな”千足”という地名の遺跡発見の話、苅萱(かるかや)の関の話(参考①、②)や、菅原道真が傍らの松と石に衣を掛け着替えたという伝説がある衣掛天神、大伴旅人が詠んだ歌碑の説明などなど、いろいろなお話をして頂きました。
そして、終点の水城東門跡へ
東門では門の礎石や木樋が
見つかっているそうです。(参考)
水城跡の景色すばらしいです。
いにしえへの思いに馳せられます。
皆さんもぜひ行ってみて下さい!
昨日、雪のちらつくなか、古代官道 フィールドワークが開催されました。
第4回目となる今回は、大宰府政庁跡から水城東門跡まで、大宰府官道 東門ルートの痕跡を辿るコース。前日からの雪の天気予報で、キャンセルの方も多くありましたが、20数名の方に参加頂きました。
右の写真は、出発地点の大宰府政庁跡。
すっかり雪化粧、ステキでしたよ!
ちなみに、だざいふ。点のある”太宰府”と書く場合と、点が無い”大宰府”と書く場合がありますが、違いはご存じですか?
点がある時は、現在の地名として、 点が無い場合は、歴史的に古い太宰府を指す時に使われています。意味があって使い分けられているので、ぜひ今度気にしてみて下さい。(参考)
で、フィールドワーク。
寒さが身にしみるあいにくの天候でしたが、太宰府市教育委員会の山村さんの熱く楽しい話に、皆さん熱心に聞き入りながら、歩きました。
出発地点の大宰府政庁跡。
九州全体を治める役所として、また防衛や外国との交渉の窓口として重要な役割を果たしてきたことの話、礎石などから推測される正殿や、東西の脇楼、門などの話をしていただきました。
右の写真は、遠賀団印出土地の碑の説明を受けている様子です。
関屋の交差点にある水城小学校の中にあります。
大宰府政庁は元々、白村江の戦後の唐や新羅の進攻に備えるための軍事拠点であったため、大野城や基肄(きい)城などが築かれたように、各拠点にも軍団が配備されたそうです。
関屋という地名からもこの地が関所であったことが想定されますが、東門ルートと、大宰府条坊が交わるこの場所から、遠賀軍団の銅印が見つかったとのことです。(参考)
それから、地元の人にもあまり知られていない国分尼寺の礎石の話や、官道を多くの人が歩いたことに由来しそうな”千足”という地名の遺跡発見の話、苅萱(かるかや)の関の話(参考①、②)や、菅原道真が傍らの松と石に衣を掛け着替えたという伝説がある衣掛天神、大伴旅人が詠んだ歌碑の説明などなど、いろいろなお話をして頂きました。
そして、終点の水城東門跡へ
東門では門の礎石や木樋が
見つかっているそうです。(参考)
水城跡の景色すばらしいです。
いにしえへの思いに馳せられます。
皆さんもぜひ行ってみて下さい!
2008年11月18日
古代官道フィールドワーク
何度か、ブログで紹介している古代官道ですが、
先週の土曜日(11/15)から、専門家の案内を聞きながら、
古代官道「大宰府官道」の痕跡を辿るフィールドワークが始まりました。
その様子が、今日の西日本新聞で掲載されました!
※ 画像をクリックすると拡大表示します。
定員30名だったのですが、それ以上に申し込みがあり、
大野城市、春日市のエリアの官道跡を探訪しました。
< 第一回古代官道フィールドワーク ルートマップ >
※ 画像をクリックすると拡大表示します。
それと、大好評だった前回の市民フォーラム!
ご参加頂いた皆様からの「もっと詳しく知りたい!」とのお声に応えて、
地域を絞り詳細を探る第2弾の市民フォーラムを開催することになりました。今回は、福岡(12/3)と太宰府(12/11)で2箇所で開催します!
○ 「 市民フォーラム in 福岡 」
日時 : 平成20年12月3日(水)18:30~20:30(受付18:00~)
場所 : 福岡市役所15階講堂
入場無料 : 定員 300名(先着順)
○ 「 市民フォーラム in 太宰府 」
日時 : 平成20年12月11日(木)14:00~16:00(受付13:30~)
場所 : 太宰府館まほろばホール(西鉄太宰府駅3分)
入場無料 : 定員200名(先着順)
詳細は、こちらへ
ぜひご参加下さい~!
先週の土曜日(11/15)から、専門家の案内を聞きながら、
古代官道「大宰府官道」の痕跡を辿るフィールドワークが始まりました。
その様子が、今日の西日本新聞で掲載されました!
※ 画像をクリックすると拡大表示します。
定員30名だったのですが、それ以上に申し込みがあり、
大野城市、春日市のエリアの官道跡を探訪しました。
< 第一回古代官道フィールドワーク ルートマップ >
※ 画像をクリックすると拡大表示します。
それと、大好評だった前回の市民フォーラム!
ご参加頂いた皆様からの「もっと詳しく知りたい!」とのお声に応えて、
地域を絞り詳細を探る第2弾の市民フォーラムを開催することになりました。今回は、福岡(12/3)と太宰府(12/11)で2箇所で開催します!
○ 「 市民フォーラム in 福岡 」
日時 : 平成20年12月3日(水)18:30~20:30(受付18:00~)
場所 : 福岡市役所15階講堂
入場無料 : 定員 300名(先着順)
○ 「 市民フォーラム in 太宰府 」
日時 : 平成20年12月11日(木)14:00~16:00(受付13:30~)
場所 : 太宰府館まほろばホール(西鉄太宰府駅3分)
入場無料 : 定員200名(先着順)
詳細は、こちらへ
ぜひご参加下さい~!
2008年11月03日
市民フォーラム、無事終了しました!
今日の市民フォーラム『鴻臚館 ~ 大宰府・古代ハイウェイを探る!』、
たくさんの方に来場頂き、盛況のなか無事終了しました!
各市での古代官道の遺構の調査報告に留まらず、
また、中国からの要人が鴻臚館から大宰府政庁に向う際に、西門ルートを通り、
実行委員会がテーマとしてた古代ロマンを参加者の皆様と共有できた場でした。
閉会の際に、参加者の方から、「楽しかったよ。ありがとう。」との声も。
ひと段落ですが、早速今月15日から、フィールドワークが始まります。
5回に分けて、古代官道の痕跡を専門家の案内と共に辿るイベントです。
既に、満席になった回もありますが、ご興味をある方はぜひお早めに申込み下さい。
また、実行委員会では、古代官道についての調査・活用に関する皆様からの
ご意見をお待ちしております。発見や、資料・ご意見・イメージイラストなどなど、
ありましたら、ぜひお寄せ下さい!
たくさんの方に来場頂き、盛況のなか無事終了しました!
各市での古代官道の遺構の調査報告に留まらず、
『 なぜ官道が計画的にまっすぐで、広い道路が造られたのか!』
という官道が造られた目的に関する話や、また、中国からの要人が鴻臚館から大宰府政庁に向う際に、西門ルートを通り、
『 二日市温泉で湯のおもてなしを受けて、
朱雀大路を通り、大宰府政庁に入ったのでは? 』
という当事のおもてなしのロマン話にも話が広がり、朱雀大路を通り、大宰府政庁に入ったのでは? 』
実行委員会がテーマとしてた古代ロマンを参加者の皆様と共有できた場でした。
閉会の際に、参加者の方から、「楽しかったよ。ありがとう。」との声も。
ひと段落ですが、早速今月15日から、フィールドワークが始まります。
5回に分けて、古代官道の痕跡を専門家の案内と共に辿るイベントです。
既に、満席になった回もありますが、ご興味をある方はぜひお早めに申込み下さい。
また、実行委員会では、古代官道についての調査・活用に関する皆様からの
ご意見をお待ちしております。発見や、資料・ご意見・イメージイラストなどなど、
ありましたら、ぜひお寄せ下さい!
2008年11月02日
市民フォーラム、いよいよ明日開催です!
このブログでも、何度か取り上げて、ご案内しました
市民フォーラム 『 鴻臚館 ~ 大宰府・古代ハイウェイを探る! 』
ですが、いよいよ明日となりました。
一昨日、西日本新聞にも掲載頂きました。
見られました?画像をクリックすると、全文を見て頂けます!
調査報告会という書き方は、ちょっと硬いなぁ~。
実行委員会では、報告会という硬いものではなく、古代官道について、
皆さんに知って頂き、興味を持って頂ける場にすることを考えております。
明日の予定がまだの方、ぜひ福岡市博物館へお越し下さい!
市民フォーラム詳細は、こちらへ。
市民フォーラム 『 鴻臚館 ~ 大宰府・古代ハイウェイを探る! 』
ですが、いよいよ明日となりました。
一昨日、西日本新聞にも掲載頂きました。
見られました?画像をクリックすると、全文を見て頂けます!
調査報告会という書き方は、ちょっと硬いなぁ~。
実行委員会では、報告会という硬いものではなく、古代官道について、
皆さんに知って頂き、興味を持って頂ける場にすることを考えております。
明日の予定がまだの方、ぜひ福岡市博物館へお越し下さい!
市民フォーラム詳細は、こちらへ。
2008年10月30日
古代官道イメージ
古代官道イメージイラストです!
私も関わっている11月3日に市民フォーラムを開催する実行委員会のメンバーで、
イラストが得意の方がおられて、その方が作成されました。
水城の堤防へと繋がる2本の官道(西門ルート、東門ルート)と、
官道を往来する人々、遠くには大宰府政庁の様子が描かれています。
市民フォーラム開催まで、あと4日です!
1200年もの昔の生活風景。
当事の様子に思いを馳せながら、古代官道ロマンを探索しませんか!
皆様のご参加をお待ちしておりま~す!
市民フォーラムの詳細は、古代官道ロマン ホームページへ
2008年10月23日
鴻臚館と大宰府政庁を結んだ古代官道
先日、ブログにアップした”古代官道ロマン”。
よかよか上で、ホームページを作成しております。
カスタマイズして、ホームページチックに作成してみました。ぜひ一度、アクセス下さ~い!!
http://kodaikando.yoka-yoka.jp/
ホームページに詳細は、掲載しておりますが、
主なイベントとしては、3つ。
■ 市民フォーラム ( 日時: 平成20年11月3日(月・祝)、場所: 福岡市博物館 )
鴻臚館と大宰府政庁を結んだ古代官道の跡を求めて、
専門家を交えた市民公開講座です。詳細は、こちらへ
■ フィールドワーク
古代官道の痕跡を辿りながら、専門家の案内で歩くイベントです。
スポット毎に計5回開催します。詳細は、こちらへ
■ シンポジウム ・・・ 2月中旬の開催を予定
知人に誘われて、私も企画に携わることになりましたが、
私がこのプロジェクトに共感し、参加した理由は、
・ 5市が絡んだ広域連携の企画であること
鴻臚館から大宰府政庁跡へと続く古代官道の跡を辿る企画ですので、
福岡市、太宰府市、大野城市、筑紫野市、春日市と、そのエリアは5市に及びます。
今回のプロジェクトは、各市の教育委員会にも協力頂き、実施しています。
「道(古代官道」という一つのテーマ(物語)で、広域連携を行い、また興味を
持っておられる市民の参加を募った地域活性化事業なんです!
・ 「新たな公」のコミュニティ創生支援モデル事業であること
このプロジェクトは、国土交通省が募集した「新たな公」のコミュニティ創生支援
モデル事業に認定され、その助成を受けて、実施します。
全国で、97件、九州では15件が選ばれています。 ( 詳しくは、こちらへ。 )
「新たな公」とは、NPO法人などの公共的な活動をする団体などを意味し、
従来であれば、行政などの公がやっていた領域の事業を、「新たな公」という
立場で、民間が実施いていくことが期待さています。
私も、民間がもっと主導して地域活性化の取り組みを行っていくことに、
大賛成です。今回の事業が、そのショーケースになることを期待しています。
奈良時代、平安時代に作られた古代官道。昔の道を探ることで、今まで、
知られていなかった昔の人の暮らしぶりを垣間見ることができます。
今から1200年も前の話ですよ!
すごいじゃないですか~!!
古くて新しいこの取り組みに、あなたも参加してみませんか!
リンクして頂ける方も募集しております。
リンクバナーも用意しておりますので、ぜひお願いします!!
よかよか上で、ホームページを作成しております。
カスタマイズして、ホームページチックに作成してみました。ぜひ一度、アクセス下さ~い!!
http://kodaikando.yoka-yoka.jp/
ホームページに詳細は、掲載しておりますが、
主なイベントとしては、3つ。
■ 市民フォーラム ( 日時: 平成20年11月3日(月・祝)、場所: 福岡市博物館 )
鴻臚館と大宰府政庁を結んだ古代官道の跡を求めて、
専門家を交えた市民公開講座です。詳細は、こちらへ
■ フィールドワーク
古代官道の痕跡を辿りながら、専門家の案内で歩くイベントです。
スポット毎に計5回開催します。詳細は、こちらへ
■ シンポジウム ・・・ 2月中旬の開催を予定
知人に誘われて、私も企画に携わることになりましたが、
私がこのプロジェクトに共感し、参加した理由は、
・ 5市が絡んだ広域連携の企画であること
鴻臚館から大宰府政庁跡へと続く古代官道の跡を辿る企画ですので、
福岡市、太宰府市、大野城市、筑紫野市、春日市と、そのエリアは5市に及びます。
今回のプロジェクトは、各市の教育委員会にも協力頂き、実施しています。
「道(古代官道」という一つのテーマ(物語)で、広域連携を行い、また興味を
持っておられる市民の参加を募った地域活性化事業なんです!
・ 「新たな公」のコミュニティ創生支援モデル事業であること
このプロジェクトは、国土交通省が募集した「新たな公」のコミュニティ創生支援
モデル事業に認定され、その助成を受けて、実施します。
全国で、97件、九州では15件が選ばれています。 ( 詳しくは、こちらへ。 )
「新たな公」とは、NPO法人などの公共的な活動をする団体などを意味し、
従来であれば、行政などの公がやっていた領域の事業を、「新たな公」という
立場で、民間が実施いていくことが期待さています。
私も、民間がもっと主導して地域活性化の取り組みを行っていくことに、
大賛成です。今回の事業が、そのショーケースになることを期待しています。
奈良時代、平安時代に作られた古代官道。昔の道を探ることで、今まで、
知られていなかった昔の人の暮らしぶりを垣間見ることができます。
今から1200年も前の話ですよ!
すごいじゃないですか~!!
古くて新しいこの取り組みに、あなたも参加してみませんか!
リンクして頂ける方も募集しております。
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2008年10月03日
古代官道ロマン
奈良・平安時代、九州を治め、
大陸との外交や軍事面を担った「大宰府政庁」。
海外交流・国防の拠点であった迎賓館「鴻臚館」。
先日、新聞に掲載されましたが、
その「大宰府政庁」と「鴻臚館」を結んだとされる古代官道「大宰府官道」の調査、検証が行われています。
二本あったとされ、福岡市南区の「高宮通り」を抜けて、水城西門を通る「西門ルート」と、現在の博多港付近にあったとされる袖の湊から水城東門を通る「東門ルート」。10km以上におよぶ直線路の幅広い道があったそうです。
( 「鴻臚館」と「大宰府政庁」を結んだ2本の古代官道「大宰府官道」イメージ図 )
鴻臚館・福岡城の歴史的価値を高めるべく活動している”NPO法人 鴻臚館・福岡城跡歴史・観光・市民の会”と、太宰府市でまち歩きイベントの企画を行っている”歩かんね太宰府”が一緒になって、実行委員会をつくり、調査・研究を行っていますが、縁あって私もそのプロジェクトに関わることになりました。
11月3日に、福岡市博物館で市民フォーラム、その後、実際に遺跡の跡を探索するフィールドワークの企画を進めています。
古代官道ロマンを一緒に探ってみませんか!ご興味のある方、ぜひご参加下さい!
詳細は、近々改めてアップします~。
大陸との外交や軍事面を担った「大宰府政庁」。
海外交流・国防の拠点であった迎賓館「鴻臚館」。
先日、新聞に掲載されましたが、
その「大宰府政庁」と「鴻臚館」を結んだとされる古代官道「大宰府官道」の調査、検証が行われています。
二本あったとされ、福岡市南区の「高宮通り」を抜けて、水城西門を通る「西門ルート」と、現在の博多港付近にあったとされる袖の湊から水城東門を通る「東門ルート」。10km以上におよぶ直線路の幅広い道があったそうです。
( 「鴻臚館」と「大宰府政庁」を結んだ2本の古代官道「大宰府官道」イメージ図 )
鴻臚館・福岡城の歴史的価値を高めるべく活動している”NPO法人 鴻臚館・福岡城跡歴史・観光・市民の会”と、太宰府市でまち歩きイベントの企画を行っている”歩かんね太宰府”が一緒になって、実行委員会をつくり、調査・研究を行っていますが、縁あって私もそのプロジェクトに関わることになりました。
11月3日に、福岡市博物館で市民フォーラム、その後、実際に遺跡の跡を探索するフィールドワークの企画を進めています。
古代官道ロマンを一緒に探ってみませんか!ご興味のある方、ぜひご参加下さい!
詳細は、近々改めてアップします~。