2011年02月23日

シャンソンを聴いてきました

知人に誘ってもらい、フランスの伝統文化シャンソンを聴いてきました。

シャンソンを聴いてきましたシャンソンを聴いてきました

シャンソン歌手は、荒木陽一さん。大牟田出身の方で、福岡県内を
はじめ、あちこちでシャンソンの教室や、コンサートを行われているそうです。

フランス語で、また日本語で、たくさんの楽曲を歌って頂きました。
プロフィールに、”La voie chaude”(低く響く声)と評されると書いてありましたが、
まさにその通り。低音だけど、こころに響いてくる歌声は、とても素晴らしかったです。

シャンソンを聴いてきましたシャンソンを聴いてきました

会場は、旧福岡県公会堂貴賓館の中にあるCafe JACQUES MONOD
貴賓館の中の一室を利用したカフェです。
修復工事が終わった当初には、ありませんでしたが、いつのまにやら、
こんなおしゃれなカフェができてたとは。

ネットで調べると、紹介してあるブログの記事も色々ありました。
2つほど、ピックアップ
 旧公会堂貴賓館のカフェ JACQUES MONOD (ジャックス・モノー)(天神)
 福岡no街:CAFE JACQUES MONOD:(フレンチ・ランチにいこう!)

シャンソンは聴いたのは、初めて。
フランス語はわかりませんが、独特の雰囲気があって、とても気に入りました。

日本の歌も、数曲歌って頂いて、その中に、故郷(ふるさと)も。

兎(うさぎ)追いし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき 故郷(ふるさと)

如何(いか)に在(い)ます 父母(ちちはは)
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思い出(い)ずる 故郷

志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷
久しぶりに聴きましたが、とても懐かしく、心に沁みました。
日本のふるさとに思いを馳せる歌もいいですね!

故郷に思いを馳せると言えば、室生 犀星氏の詩「ふるさとは遠きにありて」。

ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや
「遠きにありて思ふもの」と言いつつ、ついつい故郷に帰ってきてしまって、
都(都会)にまた戻って働かないと!と詩っています。

九州を離れた当時、この詩が妙に心にしみて、
頑張ろうと思った当時を思い出します。

故郷の詩で、思い出にある詩がもう一つ。

このうるわしき大地に
父を安かれ 母も待て
学びの技のなる時に
錦飾りて帰るまで
故郷の旧甘木市のそば饅頭屋さんの包み袋に書かれていた詩です。
上京当時、切り取って、しばらく財布に入れていたのですが、
財布を無くした時に、一緒になくしてしまいました。

学びの技のなる前に、九州に戻ってきてしまいましたが、
錦を飾れるように、九州で頑張ろうかと。

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Posted by よかろうもん! at 23:51│Comments(0)好きな歌
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