言葉の壁
先日の新聞記事に、天神を10回以上訪れている韓国人女性の、
「韓国語が通じた店は、ほぼ100%ない。」
との声が紹介されていた。アジア各国・地域から九州を訪れる
外国人観光客は年々増えているが、街のガイド機能は整っていない。
行政や、企業のホームページでも、英語に加え、韓国語、中国語を含めた
多言語対応のサイトが随分増えてきている。
キャナルシティでは、案内所で、テレビ電話を使い、コールセンターの
通訳スタッフとやりとりできるサービスを始めたようだ。岩田屋でも、
ヨドバシカメラでも、社員に対する韓国語の語学研修を行っている。
2004年の実績ベースでは、九州を訪れた外国人の人数は、54万人。
そのうち、アジアの占める割合は、93%。
(韓国 65.4%、台湾 16.0%、中国 8.3%)
2005年は、63万人を超えた。
言葉の壁を低くすることで、相互交流もビジネスも
一層の可能性が広がるだろう。
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