ぞうの門

よかろうもん!

2009年01月23日 12:52

県庁のすぐそばにある馬出小学校に、ぞうの門があるとのことを聞き、先日行ってきました。





正門の横手に、ありました。
結構大きくて、びっくりです。

旧市立動植物園の正門だそうで、
当時のままに残されているそうです。

うろうろしていると、先生らしき女性の方が丁寧に説明をしてくれました。
小学校正門の先に、オットセイがいたプールも残されていました。(現在は花壇として利用)
当時のプールを囲っていた柵が、大濠公園で、池の中を横切る橋だか、島だかに移設され、
使われていると聞いたもので、浮見堂辺りかと勝手に思い込み、この前探したんですが、
見つけきれず・・・。

親切に説明をして頂いてたのに、もっとちゃんと聞いておけばよかった・・・・。


当時の写真です。(案内掲示板から抜粋)

以下、案内掲示板に書かれていた説明文です。
旧市立動植物園の門

 かつてこの場所には、市立の動植物園(面積約1.7ha)がありました。千代・堅粕など東部地域の発展を期して、全市民の寄付により、昭和5年8月に開園したものです。この門は当時の正門として使われていたものです。
 園内には、ゾウ、ライオン、クマ、オットセイなどの獣類65種、鳥類124種、植物100種余りが収容、展示され、福岡市の名所として子どもたちに親しまれていました。
 太平洋戦争の激化とともに入園者は減少し、飼料も入手しにくくなり、さらに空襲による獣舎の破壊も予想され、昭和19年5月ついに閉園となりました。
 その後跡地は福岡中学校さらに馬出小学校となり現在に至っております。


ぜひ一度、足を運んでみてください!

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