明日は、どんたく
いよいよ明日は
どんたくですね。
今年のどんたく、
がんばろう!!日本を相言葉に、
祝うたぁ~は自粛の模様。
パンフレットなどを見ても、九州新幹線全線開通や、
新博多駅ビル開業の”記念”の文字が。
どんたくのルーツは、
松ばやしという年賀の祝賀行事。
江戸時代、博多の町民が年に一度だけ
福岡の城下町に入ることが許されたお祭りで、
多くの町民が、通りもんとして参加し、
しゃもじを持ってはやし立てたそうです。
自粛ばかりでは、一層日本の景気が冷え込むばかり。
みんなで盛り上げて、福岡・博多から、日本を元気するぐらいの意気込みでも
いい気がします。今年も、海外からも含めて、多くの地域からも参加するよう
ですし、ぱぁ~と明るくなるような、どんたくであってほしいものです。
毎年行っている、福岡城演舞台のチラシ。
”甦れ!福岡城!”というキャッチは、
明日への希望の思いを込めて、
あえて、”甦れ!”という言葉を
入れたそうです。
今年の演舞台は、市内各所の34箇所。
パレードも楽しいですが、演舞台も
結構楽しいですよ。
ぜひ皆さん、お出かけ下さ~い!
ところで、博多の語源、ご存知ですが?
諸説あるようですが、「
土地博(ひろ)く人・物産多し」という言葉から
博多と呼ばれるようになったという説もあります。
江戸時代、今の西中島橋のところに、町民のまちの博多と、武士のまちの福岡を
行き来できる唯一の場所である桝形門がありました。西中島橋の中央部分に、
桝形門の説明書きがありますが、とんちのきいた和尚として有名な聖福寺の123世住職の
仙厓(せんがい)和尚が書いた掛け軸も一緒に描かれています。
博愛の君子 固(もと)より多し
博物の豪傑も 亦(ま)た多し
故に云う博多と
豈(あに)爰(ここ)に
博奕(ばくえき)の小人多からんや
約すると、
博多というところは、
愛する心をもった人も多いし、
学識に富んだ人も多い
だから博多と言うんですよ
決して、博打打ちが多いからじゃないですよ
という感じでしょうか。
近くに行かれたら、ぜひ見てみて下さい。
博多に一層の誇りが湧いてきます。
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