パワフルちくご2010

よかろうもん!

2010年03月27日 23:56

土曜日、久留米で開催された 「パワフルちくご2010」に参加してきました。

2009年夏から始まった、雇用創出の新ムーブメント、九州ちくご元気計画

筑後地域の60団体、500名以上が加盟し、様々な計画がされているそうです。

今回は、その予告編のPR映画の上映会。
アーケードのそばのスカラ座で開催されました。
(今は閉館になっていますが、地域を盛り上げるイベントということで、特別に貸して頂いたそうです。)

20分の製作映画でしたが、登場されたどの人も元気な笑顔。
すばらしい取り組みであることが伝わってきました。

第2部は、「筑後に暮らす楽しみ」と題したシンポジウム。

九州ちくご元気計画に参加されている5名の方が壇上に上がり、
それぞれの取り組みや、想いを語ってくれました。



一番印象に残ったのは、”からんでいかん”という誘い文句。

自分だけでなく、周りの人も巻き込んで一緒に、地域を盛り上げて
行こうとしている話。小さな声に耳を傾け、そこからアイデアを見つけ出し、
共にビジネスと雇用を生み出すことをされているそうです。

今風の言葉で言えば、”コラボレーション”ということですが、
筑後弁でいうことで、なんだか、とても近い距離に感じます。

第3部は、売店「ちくご」。色んな地域の商品の試食・展示・販売がありました。





色んなものがあり、回るだけでも楽しかったです。

で、ゲットしてきたのが、

柳川の夜明茶屋さんの
”びらびらの醤油煮”。

たいらぎ貝の貝柱を取り巻くようについている貝ヒモをびらびらと呼ぶそうで、それを醤油煮にしたそうです。
パネラーとして壇上でも熱く話して頂いたご主人がネーミングされた商品だそうです。
もうひとつ、”わけのしんのす”なる珍味も。

そして、あまおうジャム。

ただのあまおうジャムではなく、大川の若波酒造さんが地元で作られたあまおうを使った”あまおうリキュール”を作られた際にリキュールに使ったあとのものを捨てずに、2次加工したジャムです。
地元との連携した商品づくりの取り組みもすばらしいですし、過程で出てきた廃棄物を捨てずに商品化したアイデアもすばらしい。


3つめは、うきはで作られた、きんかんのジャムと、デコポンとリンゴのジャム。

これは、試食に釣られました。


最近、筑後地域が元気なことを感じていますが、その理由が感じる一日でした。

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