「天神」の地名の由来 ~水鏡天満宮~

よかろうもん!

2006年08月16日 21:48

「天神」の地名の由来ってご存知ですか?
アクロス福岡の向かいにある水鏡天満宮に、由来するそうです。



水鏡天満宮は、学問の神様として有名な菅原道真公をお祀りしています。

延喜元年(901年)、菅原道真公が大宰権師に左遷されて博多に上陸の時、
四十川(現在の薬院新川)の清流を水鏡として姿を移され、 『私の魂は長く
この地に留まり、後世無実の罪に苦しむ人の守り神となろう。』
と言われたそうで、
後世、その地に社殿を建てて、水鏡天神、又、容見(すがたみ)天神といったそうです。

現在の場所への移築は、慶長17年(1612年)、黒田長政によってなされました。
それ以降、このあたり一体を「天神」と呼ぶようになったそうです。

天神という地名が、菅原道真公と関係してたなんて、
ちょっとビックリですよね。



一回目の投稿である「福岡出身の唯一の内閣総理大臣、広田弘毅」にも
書きましたが、この水鏡天満宮の鳥居の扁額は、広田弘毅さんが、幼少の
頃に書いたものです。

境内は、ひっそりとした静けさがあり、天神のオフィス街の中にいることを
忘れてしまいます。近くに寄られた際は、ぜひ一度足を運んでみて下さい。

地図はこちら

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