私の好きな歌 Part2

よかろうもん!

2009年04月27日 02:50

4月21日未明に、父が亡くなりました。

4月11日(土)に、脳梗塞の症状がおき入院し、
心筋梗塞も併発する形で病状が進み、最後は
心不全を起こして、急きょ息を引き取りました。

何度か容態の急変もあり、左半身はマヒ状態に
あったものの意識ははっきりしていて、本人は
「外泊できないか聞いてみろ」というぐらいで、
前の日からリハビリも始まったばっかりだったのに…。

人の命のはかなさを感じてしょうがありません。

享年68歳。思い返すと、共に生きた38年という時間の中で、
一緒に過ごした日々は、子供の頃の約18年の時間。
成人してからは、時折は会っていたもののわずかな時間だけです。

親子でありながら、父の人生の中で、自分が時間をどれだけ
共有できたのだろうか。旅行に行ったり、一緒に遊んだり、
共に笑いあえる時間をもっと作れば良かったと悔やまれます。

先日、納骨も終えましたが、たったの2週間の出来事。
入院、急変、転院、急変、死、通夜、葬儀、納骨と怒涛のような
毎日に、日付も曜日の感覚もなく、ブログを書きながら
頭の中を整理しています。

今だに現実を消化できていない自分もいますが、父がこの世に
生を受け、存在した意味を示すためにも、これからの人生を
強く生きたいと思います。

ブログタイトルに挙げた「私の好きな歌 Part2」は、
大事マンブラザーズバンドの「 For My Parents 」。

”それが大事”でブレイクした一発屋のイメージがありますが、
アルバムもいくつか出していて、この曲は1991年にリリースした
”これも大事”というアルバムに収録されています。

初めて聞いた時に、とても共感を覚え、自分の結婚式の時に歌おうと
ずっと思っていたのですが、披露宴は挙げず、親族だけの食事会形式
だったし、事情で父も参加できなかったしで、歌い損ねました。
告別に際し、捧げたいと思います。

「 For My Parents 」

照れくさくて言わずにおいといた 気持ちも今なら話せる
何も見えぬ頃から支えられ 今では道さえ決めている

商いに負けぬ父親と 風から守る母親に 何を返せばいいの
雨は傘 怪我はまじないで 幼き日を守ってくれた
この大事な人たちへ

離れる時も いつかくるだろう 今を大事にしたいよ
あなただけが そこで いつの日にも
どんなことでも みつめてた

背中で守った父親と 心で守る母親に 何を返せばいいの
この先 この俺が あなたと 同じ立場になった時
気持ちだってわかるだろ 

ありがとうぐらいしか 言葉にできない 情けないことだけど
ありがとうぐらいしか 感謝の言葉が言えない 残念だけど

照れくさくて言わずにおいといた 気持ちも今なら話せる
悪事ばかりしてたこの俺を どんな時でも見つめていた

商いに負けぬ父親と 風から守る母親に 何を返せばいいの
雨は傘 怪我はまじないで 幼き日を守ってくれた
この大事な人たちへ

ありがとうぐらいしか 言葉にできない 情けないことだけど
ありがとうぐらいしか 感謝の言葉が言えない 残念だけど


とってもいい歌です! 
私の車の中では、今だに良く流れています。18年も前に買ったCDなのに・・・(笑)

「 For My Parents 」、どうしても聴いてみたいという方、ご連絡下さい!
CDをお貸ししますよ~!

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