軍艦島
長崎県高島町の端島は、通称「軍艦島」と呼ばれる。
長崎港から南西へ18.5Km沖にある周囲1.2Kmの小島で、
島影が戦艦に似ているためである。
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三菱が1890年に炭鉱を始め、1960年には人口5267人を抱えたが、
74年に閉山し、今では無人島に。閉山前は、人口密度日本一で
あった軍艦島も無人になって、31年が経つ。鉄筋コンクリートの高層
住宅群など炭鉱の繁栄を伝える遺構は台風や波に破壊され、
廃墟の街になっている。
この軍艦島を世界遺産にしようと、「
軍艦島を世界遺産へする会」が発足され、
取り組みを行っている。
また、九州の貴重な伝承遺産群を次世代に伝えようと、活動している様々な
市民グループが、「
九州伝承遺産ネットワーク」を組織化している。
遺産の発掘と再評価、地域連携によるテーマ型観光の推進などの活動により、
伝承遺産の効果的な保存と活用策を検討し、活動していくとのこと。
軍艦島も、その一つに取り上げられている。
長崎さるく博'06でも、学さるくに
「軍艦島・高島巡遊」コースが複数予定されている模様。
以前から、一度この目で見てみたいと思っていた"軍艦島"。
都合つけて行ってみたい。
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