2008年11月19日

こども病院移転問題、住民投票条例案否決!

今日の新聞記事に、「武雄市長 辞職の意向」という記事が。

こども病院移転問題、住民投票条例案否決!

市民病院の民営化に対して、反対する住民からリコール運動が始まったことで、
市長自らが辞職の意向を示したとのこと。理由は、住民投票になった場合、
何ヶ月もの時間がかかり、政治的空白を招くため、市民の信を問うとのこと。

なんという潔さ!すばらしい!

民営化の検討に際し、やり方に問題があったとのことで、地元医師会から反発を
招いたようだが、地位に固執することなく、市政の空白を避けるために、自らの判断と、
その信任を改めて市民に問いかける姿勢。

以前、樋渡市長の講演を聴いたことがあるが、市役所内に「営業部」を作ったり、
「レモングラス」の生産、販売を仕掛けたり、”がばいばぁちゃん”にちなんで、
地元のおばあちゃんによるユニット”GABA"をCDデビューされたり、由布院温泉、
杖立温泉を組んで、九州三湯物語を発表するなどなど、斬新なアイデアと、笑いとを
組み合わせて地域活性化に取り組まれている。

また、ロケ地案内や、楼門朝市にも、自らも参加し、武雄に訪れた方へ、市の
魅力を伝えたり、ブログでも積極的に情報発信を行われたりしている。
ぜひ再選して、引き続き、その手腕を振るって頂きたいものだ。

こども病院移転問題、住民投票条例案否決!対して、わが福岡市。

同じ日に、こども病院移転問題に関して、
患者家族らが直接請求した住民投票を
議会が否決という記事が・・・。

移転問題は十分審議したというのが理由。
吉田市長の「機会あるたびに市民に説明
してきた」という発言も。

市民を交えた議論が十分でないから、
市民に説明が十分でないから、
市民の信任が得られていないから、

その信を問いかける場を持つように請求が
出ているのではないか!

何故、請求に必要な署名数を集めた
市民の声に、耳を貸そうとしない。

その姿勢こそが問題に感じる。

二丈町でも、前原市、志摩町との一市二町の合併構想に関して、町民の賛否を問う住民投票が今月末に実施される。公金支出の差し止めが判決された沖縄の泡瀬干潟の干拓事業や、政府の定額給付金の支給にも同じことを感じるが、誰のために行い、そこに住む住民の思いを反映した取り組みなのか!目的や効果を綿密に検討し、多額の税金を使われるのだろうが、実施するかどうかの一番の判断基準にすべきだと思う。

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Posted by よかろうもん! at 23:30│Comments(2)その他
この記事へのコメント
こども病院の移転問題は、明らかに疑問だらけですね。
 小児科医の医師団の反対もありながら、進めていく理由は
 人工島の土地の処分を、早急に進めなければ・・・との思い?
 反対の署名の重みを、考えてほしいものですね。
Posted by アランカアランカ at 2008年11月22日 23:54
アランカさん

私も全く同感です。
反対の署名の重みを、行政の方々はわからないのでしょうか?

六本松の九大跡地に、商業施設と裁判所が予定されているそうで、
反対住民の裁判所ではなく、ここに、こども病院を持ってきては?という問いに、
既に決まった話しだから・・・みたいな答弁がされてました。

まだ、大学の移転前だし、ほんとに耳を傾ける姿勢であれば、
再検討の余地だってあるだろうに・・・。
Posted by よかろうもん!よかろうもん! at 2008年11月26日 01:22
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