2008年12月20日

薬の値段の消費者感覚

数日前から、お腹の辺りに数箇所かぶれものが・・・。
しばらく様子をみればひくかと思ったのですが、
かゆみがひくどころか、キリキリ、ヒリヒリした感じが
日増しに強くなり、皮膚科に行ってきました。

診断の結果は、帯状疱疹とのこと。

帯状疱疹とは、小さな水ぶくれができる病気”ヘルペス”の一種で、
ウィルスが原因で起こるそうです。このウィルスは、子供の頃に
水ぼうそうにかかった後に、体の中に潜んでいるそうで、ストレスや、
肉体的、精神的な疲労や、年齢など、何かのきっかけでウィルスに
対する抵抗力が落ちた際に、顔、胸から背中、おなかなど神経に沿って
帯状に広がってでてくるそうです。

虫さされとか外からの原因かと思ってましたが、内からだったとは・・・。

あまり病気にかからない方で、ひしぶりに病院に行きましたが、
驚いたのが、薬の値段

なんと、治療費よりも倍以上高い、4、460円もかかりました。
3割負担なので、ほんとにかかったお金は、14,860円です。

1日3回(1回2錠)の飲み薬を4日分と、患部に塗る塗り薬だけでですよ!

「ほんとに、そんなに高いんですか!」と確認すると、
抗ウィルスの薬が高いらしく、1錠が500円以上するそうです。

医者からもらった処方箋を出すだけで、患者に選択権すらない薬。
開発費がかかるのでしょうが、この料金は信じられません。
(普通だったら、絶対買いません。)

院外薬局というシステムも、患者の負担を大きくする仕組みに感じました。

明細を見ると、調剤技術料80点、薬学管理料30点が加算されていて、
1点10円の計算のようですので、1100円がプラスされています。

ネットで調べると、調剤技術料は、薬の取り扱いにかかる料金、
薬学管理料は、薬の管理料のようですが、複数の薬を調合するわけでもなく、
処方箋に書かれた薬を、かかれた分だけ出して、その薬の説明書を
だすだけです。かなりぼったくりに感じます。

院外薬局は、厚生労働省が薬の医療事故を未然に防ぐことを目的に、
医薬分業を進めていて、増えているようです。薬局が薬の管理をすることで、
複数の病院から同じ薬を重複して出されたものを飲んで、副作用が起きる
ことなどを避けるためらしいのですが、病院のそばに、その病院の患者を
対象に店を構えている薬局がほとんどの中、いつも同じ薬局に患者が
行く事すら考えられません!

医者や、薬剤師が高収入である一方、医療費増を理由に、健康保険料は
どんどん上がっています。(特に福岡市は、ひどい。

わけが分からない高い初診料や、初診で紹介状無しで大きな病院に
行った際に取られる特定療養費などもおかしく感じます。(地域医療を
守るためなら、他の方法だっていろいろあるはず。患者に負担をさせる
のはおかしいし、金額だって、行って初めてわかる病院もある。)

薬の値段の消費者感覚先日の西日本新聞の「価格の向こう側」という特集で、
消費者感覚についての記事が掲載されていましたが、
お茶わん一杯のお米は29円だそうです。農家だって
少ない収入で頑張ってるし、消費者だって、数百円安くなる
特売日をねらって購入している。

それに対して、医療費は高すぎると感じるし、
妥当な点数なのかすら、一般患者にはわからない。

健康保険料を上げる前に、診療や薬などの料金が
適正かどうか、見直しをすべきだと強く感じました。

私だけでしょうか?
皆さん、どう思います?


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Posted by よかろうもん! at 23:30│Comments(0)その他
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